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希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園

希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201808/CK2018081002000170.html

こども動物自然公園東松山市岩殿)は、希少種の鳥クロツラヘラサギとオーストラリアガマグチヨタカの人工育雛(いくすう)に成功したと発表した。人工育雛は哺乳類の人工哺育に当たり、人がふ卵器で卵をかえしたり、ひなにえさを与えたりして育てる。

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クロツラヘラサギのヒナ初めて見たかもしんない。ヒナはぜんぜんクロツラじゃないんだな。
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あと、ヨタカのヒナも一羽だけ成長遅いのがお約束ってかんじ。たぶん自然だと最後の子は育たないこともあると思うけど、そこは動物園だから大丈夫かな。

台風で迷い込んだ? 希少な鳥ベニアジサシが兵庫県初飛来

台風で迷い込んだ? 希少な鳥ベニアジサシが兵庫県初飛来
https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011520953.shtml
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奄美大島沖縄本島など日本ではごく一部の地域にしか飛来しない夏鳥のベニアジサシが神戸市垂水区の海水浴場「アジュール舞子」に姿を見せている。青い空と海を背に舞う姿が、浜辺に涼を誘う。(中略)「えさに困った様子はなく、しばらく神戸に滞在するかもしれない」

こんな場所では報道がなくても、そのうち鳥カメラマンに知れ渡ってしまうだろう。
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だが、一過性の珍鳥の滞在は、いなくなってから報道するのが暗黙のルールではないだろうか。すでに知れ渡っているとか、毎年のように来てるとか、わりと大群でやってきているとか、そんなんだったらまあいいかとも思うが、これも線引が難しいので、珍鳥ニュースはすべて過去形にして欲しい。いなくなるのを知る手間はかかるが、珍鳥ニュースに速報性はあまり必要ないと思う。

ヤイロチョウ、高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か

ヤイロチョウ高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か
https://www.kochinews.co.jp/article/204397/
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「幻の鳥」と言われるヤイロチョウが今年も、高知県高岡郡四万十町の山中で子育てに励んでいた。調査対象の巣からは5羽の巣立ちが確認されており、保護活動を行っている生態系トラスト協会(同町大正)は「飛来数は平年より多いのではないか」とみている。(中略)7月下旬、保護協定を結んでいる王子ホールディングス(東京)の森で、コケや枯れ枝を重ねた巣のひなに、親鳥が餌を与える様子を確認。同協会のベテラン調査員が撮影した。

ミーハーな野鳥ファンとして、正直言うとヤイロチョウは一度は見てみたい。
だが、記事の営巣写真を見て、反射的に拒絶反応も自覚した。どうも最近、再び営巣写真に対して敏感になってきている。
一応、ちゃんとしたヤイロチョウの保護団体ではあるようだ。たぶん「同協会のベテラン調査員が撮影した」と明記しているところに配慮が伺える。

あまりに素晴らしい写真だからこそ、鳥亀爺が山を荒らさないか心配になる。先日ネットで、お互いの営巣写真を避難し合う様子を偶然見た。俺はプロだからいいのだ、お前こそブログに営巣写真を載せてるじゃないか、いや、私のはお前のとは違う、私のは学術的に意味があるのだ、といった感じ。といっても、自称プロ、自称学者だから、どこまで本物かわからないけどね。まあ本物のプロだったとしても、別に国家資格ってわけでもないのだから、線引は難しい。テレビとかで、「特別な許可を得て撮影しています」とかあるだろ。あれ、誰の許可なんだろ。誰の許可だったら許されるのかな。もう、いっそのこと、営巣写真は全部禁止!ってしちゃうって手はないかな、なんてときどき考える。巣の近くで三脚立てて張り込みしているカメラ爺さんは即現行犯逮捕だ。そんとき、「おいおい、テレビ局はオッケーでなんで俺はダメなんだよ」って屁理屈こねそうだから、いっそのこと「ダーウィンが来た」でさえもダメだということにする。すると、だんだん世の中の人は、鳥がどうやって繁殖しているのか知らなくなる。興味もなくなる。いや、それはそれでなんか違うな、とか。

76羽のひな育てるカモ、なぜこんなことに

76羽のひな育てるカモ、なぜこんなことに
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/073100339/
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natgeo.nikkeibp.co.jp

Minnesota Photographer Captures the Unusual Sight of a Mama Duck With a Giant Brood of 76 Ducklings
Minnesota Photographer Captures the Unusual Sight of a Mama Duck With a Giant Brood of 76 Ducklings
laughingsquid.com



以前、子どもの群れがより強い母親に吸収合併されていく海外のカモをテレビで見たことがある。でもあれはカワアイサではなかったと思う。記事中でも真相は明らかになっていない。カワアイサの母親は自分の子どもを背中にのせる姿が有名だが、さすがに76羽はのせられないよな。

2羽の白いカラス

屋根にとまる2羽の白いカラスのツーショット
hirosaki.keizai.biz
白いカラス2羽と黒いカラス3羽の計5羽が行動をよく共にしているという
hirosaki.keizai.biz

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青森県平川市碇ヶ関地域で現在、白いカラスの目撃情報が地元住民の間で話題になっている。

白化個体のカラスのニュースも以前は目を皿のようにして探しては拾っていたのだが、そんなに珍しい話じゃないということがだんだん分かってきて、なんとなく尻すぼみになってしまった。てゆーか、このブログ自体が尻すぼみなんだけども。

珍鳥カラアカハラ

珍鳥カラアカハラ 飛来
https://www.asahi.com/articles/CMTW1805111100001.html
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秩父地方の山林で日本では珍しいカラアカハラが飛来しているのを、秩父市日本野鳥の会会員◯◯さんが撮影した。同会埼玉によると、これまで県内で観察の報告は寄せられていないという。

うわあ、見たことも聞いたこともねえ、いや、名前だけは図鑑かなんかで目にしたっけな?
と思って過去ログ見たら、なんか見たかもしんねえこと書いてた。全く記憶にないぞ……

sueme.hatenablog.com

天売にチャバラアカゲラ

天売にチャバラアカゲラ 国内で観察記録少ない珍鳥
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/190349
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留萌管内羽幌町の天売島で、国内では観察記録が数例しかない珍鳥「チャバラアカゲラ」が目撃された。北大野鳥研究会の◯◯さんが撮影に成功した。

どっしゃー! 見たことも聞いたこともなかったわん!

ハヤブサ:今年も県庁でふ化 /石川

ハヤブサ:今年も県庁でふ化 /石川
https://mainichi.jp/articles/20180426/ddl/k17/040/224000c
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mainichi.jp

県自然環境課は24日、金沢市鞍月1の県庁舎高層階のベランダで絶滅危惧種ハヤブサのひな5羽が誕生したと発表した。県庁でのふ化は5年連続

石川県ホームページでも紹介されていますが、非常に分かりにくいホームページでしたw。
ここ→石川県/平成30年 県庁舎で営巣しているハヤブサのヒナ誕生について
YouTube動画もあります。
www.youtube.com

過去の記事:
2014年
sueme.hatenablog.com

2016年
sueme.hatenablog.com

2017年
sueme.hatenablog.com

徳島・牟岐沖無人島でカンムリウミスズメ繁殖

徳島・牟岐無人島でカンムリウミスズメ繁殖 日米合同生態調査
http://www.topics.or.jp/articles/-/39519
www.topics.or.jp
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繁殖行動のため牟岐町沖に飛来する国天然記念物の海鳥カンムリウミスズメが、千羽近くいることが日米の合同研究グループの調査で明らかになった。沖合の櫂投島(かいなげじま)では、親鳥が卵を温める姿が初めて確認された。

日本近海にのみ生息する貴重な海鳥、カンムリウミスズメ。櫂投島はGoogleマップにも載っていませんが、徳島大島と並んでおり、それほど沖合ではなさそうです。

迷い鳥?タカサゴクロサギ

迷い鳥?タカサゴクロサギが飛来 京都・木幡池
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180127000063
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京都府宇治市木幡の木幡池に今冬、台湾や中国南部などに生息するタカサゴクロサギ1羽が飛来している。国内で確認されるのは珍しく、移動中にルートを外れた「迷鳥」とみられる。

いやあ、初耳ですね……
と最初書いたのだが、ログを検索したら2007年に沖縄に出たニュース拾ってた……
タカサゴクロサギ飛来 沖縄本島で確認4例目 - SuemeSublog