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Don't Feed Wild Animals !

コアオアシシギ飛来

アオアシシギ飛来 撮影歴半年、珍鳥写す
tanba.jp
これ、コアオでいいのかな。なんか印象違うな。角度によるんだろうな。
地域によっては珍鳥扱いになるのかなあ。
こっちでは今時期普通に見ますよ。
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↑今月上旬の撮影。ひどい写真だけど。
左から、エリマキシギ、ツルシギ、コアオアシシギエリマキシギ、残り4羽はアオアシシギです。

マナー違反カメラに「サンコウチョウ」受難

マナー違反カメラに「サンコウチョウ」受難 栃木の太平山に保護訴える看板設置
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/68368
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珍しいサンコウチョウを撮影しようと写真愛好家らが民有地に入り込み木の枝を伐採するなどのマナーの悪さが目立っている。(中略)中には巣を見つけ場所をスマホで発信し仲間を大勢呼び寄せたり、撮影しやすいよう巣の周りの枝を勝手に伐採したりするケースも。このためサンコウチョウが営巣をやめてしまうことがあるという。

www.shimotsuke.co.jp

以前はネットに営巣写真が上がると炎上したものですが、野鳥撮影人口が増えた今ではすっかり普通になってしまったように感じます。特に「サンコウチョウ」で画像検索すると、普通に営巣写真がドバドバ出てきます。ほんと驚くほど出てきます。SNSやカメラメーカーの写真共有サイトなんかでも普通に見かけます。なんか、みんなで寄ってたかり、まるで「サンコウチョウは営巣写真オッケー」って申し合わせてしまったような雰囲気。

室蘭で海鳥ツノメドリ

出合えたよ室蘭で 海鳥ツノメドリ飛来
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/222126
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日本ではまれにしか見られない海鳥「ツノメドリ」が今月、室蘭市内の漁港で観察された。○○町在住の野鳥愛好家○○さんが撮影に成功した。(中略)ツノメドリは北太平洋に生息し、夏に道東の太平洋沿岸でまれに観察される。道東鳥類研究所によると、室蘭周辺で観察されるのは珍しいという。

ツノメドリはフォトジェニックな鳥でネットでは人気者ですが、野生で見ることはまれなんで、逆に野鳥愛好家はあまり知らなかったりするんだろうか。野鳥愛好家っていう呼び方も気になるところではあるけれど、きっとその道では有名な人なんだろうな。

ハシビロコウ1羽死ぬ 那須どうぶつ王国

ハシビロコウ1羽死ぬ 那須どうぶつ王国
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/64124
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那須町大島の動物園「那須どうぶつ王国」は20日、飼育する絶滅危惧種ハシビロコウの2羽のうち、雄1羽が死んだと発表した。雄は5年前に同園で公開された後、姉妹園の「神戸どうぶつ王国」へ移動し、国内初の繁殖に取り組んでいた。飼育下の繁殖は世界で2例しかないという。

www.shimotsuke.co.jp

ハシビロコウアサラト」急死 きょうから献花台設置
https://mainichi.jp/articles/20180821/ddl/k09/040/181000c

僕は千葉、上野、神戸で見たことあるんですが、那須と姉妹施設である神戸はおそらく日本でもっとも近くでハシビロコウを見ることができる施設です。でもあれですね、動物園ってけっきょく動物を見世物にしているただの動物虐待じゃないかっていう過激な意見の団体もあります。地方自治体とか民間とか経営母体もけっきょくはバラバラなので、絶滅危惧種の保護と繁殖に努めていますと言っても個々が行き当たりばったりでやってたんじゃ説得力に乏しいのは確かなような気もしますね。パンダもね。

ヨシ原にツバメ1万羽 鉾田で「ねぐら入り」確認

ヨシ原にツバメ1万羽 鉾田で「ねぐら入り」確認
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15348508994552
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18日には観察会も実施。ほっとパーク鉾田(同市当間)近くの「野友橋」周辺では、日没後の午後6時半ごろから、どこからともなくツバメが集まり始め、参加者の真上で“乱舞”。塔ケ崎のスーパー周辺の上空では、ねぐらに入る前のツバメの大群が飛び回る姿も見られた。

以前からあちこちで、ツバメのねぐら入りは一生に一度は見たほうがいいと言ってるのですが、先日、やっと観察会の抽選に当たって見に行くことができますというお便りをいただきました。なんか、今けっこう人気なんですね。ねぐら入りの時期や細かい場所は毎年調査しているベテランにしか分からないので、日本野鳥の会などが北海道を除く全国各地で開催している観察会に参加するのがおすすめです。まだの方はもうそろそろシーズンは終わりなので、来年以降を目指してください。

白い羽のカラス、士別に

白い羽のカラス、士別に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220409
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鳥に詳しい○○博物館職員の○○さんも6~7月に士別市内で同じ鳥とみられる羽の白いカラスを確認し、ハシボソガラスで、突然変異で「部分白化」した個体と推測する。成鳥になる前の2~3歳とみられ、性別は不明だが、「栄養状態も毛並みも良い」という。

www.hokkaido-np.co.jp
ま、白いカラスニュースのコレクションに仲間入りです。部分白化だから、このブログ的にはあまり珍しくないけど。→白, カラス の検索結果 - SuemeSublog

珍鳥「ヒメイソヒヨ」新潟で確認 県内初 離島以外珍しく

珍鳥「ヒメイソヒヨ」新潟で確認 県内初 離島以外珍しく
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https://www.47news.jp/2652420.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180810411670.html
www.47news.jp
ヒメイソヒヨは珍しいな~。新潟県ってなんか珍鳥出そうだよね。
残念ながら会員ではないので全文は読めなかった。
なんか剥製っぽい写真だなーって思ったら、死体だったんだね。残念。

希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園

希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201808/CK2018081002000170.html

こども動物自然公園東松山市岩殿)は、希少種の鳥クロツラヘラサギとオーストラリアガマグチヨタカの人工育雛(いくすう)に成功したと発表した。人工育雛は哺乳類の人工哺育に当たり、人がふ卵器で卵をかえしたり、ひなにえさを与えたりして育てる。

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クロツラヘラサギのヒナ初めて見たかもしんない。ヒナはぜんぜんクロツラじゃないんだな。
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あと、ヨタカのヒナも一羽だけ成長遅いのがお約束ってかんじ。たぶん自然だと最後の子は育たないこともあると思うけど、そこは動物園だから大丈夫かな。

台風で迷い込んだ? 希少な鳥ベニアジサシが兵庫県初飛来

台風で迷い込んだ? 希少な鳥ベニアジサシが兵庫県初飛来
https://kobe-np.co.jp/news/sougou/201808/0011520953.shtml
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奄美大島沖縄本島など日本ではごく一部の地域にしか飛来しない夏鳥のベニアジサシが神戸市垂水区の海水浴場「アジュール舞子」に姿を見せている。青い空と海を背に舞う姿が、浜辺に涼を誘う。(中略)「えさに困った様子はなく、しばらく神戸に滞在するかもしれない」

こんな場所では報道がなくても、そのうち鳥カメラマンに知れ渡ってしまうだろう。
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だが、一過性の珍鳥の滞在は、いなくなってから報道するのが暗黙のルールではないだろうか。すでに知れ渡っているとか、毎年のように来てるとか、わりと大群でやってきているとか、そんなんだったらまあいいかとも思うが、これも線引が難しいので、珍鳥ニュースはすべて過去形にして欲しい。いなくなるのを知る手間はかかるが、珍鳥ニュースに速報性はあまり必要ないと思う。

ヤイロチョウ、高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か

ヤイロチョウ高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か
https://www.kochinews.co.jp/article/204397/
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「幻の鳥」と言われるヤイロチョウが今年も、高知県高岡郡四万十町の山中で子育てに励んでいた。調査対象の巣からは5羽の巣立ちが確認されており、保護活動を行っている生態系トラスト協会(同町大正)は「飛来数は平年より多いのではないか」とみている。(中略)7月下旬、保護協定を結んでいる王子ホールディングス(東京)の森で、コケや枯れ枝を重ねた巣のひなに、親鳥が餌を与える様子を確認。同協会のベテラン調査員が撮影した。

ミーハーな野鳥ファンとして、正直言うとヤイロチョウは一度は見てみたい。
だが、記事の営巣写真を見て、反射的に拒絶反応も自覚した。どうも最近、再び営巣写真に対して敏感になってきている。
一応、ちゃんとしたヤイロチョウの保護団体ではあるようだ。たぶん「同協会のベテラン調査員が撮影した」と明記しているところに配慮が伺える。

あまりに素晴らしい写真だからこそ、鳥亀爺が山を荒らさないか心配になる。先日ネットで、お互いの営巣写真を避難し合う様子を偶然見た。俺はプロだからいいのだ、お前こそブログに営巣写真を載せてるじゃないか、いや、私のはお前のとは違う、私のは学術的に意味があるのだ、といった感じ。といっても、自称プロ、自称学者だから、どこまで本物かわからないけどね。まあ本物のプロだったとしても、別に国家資格ってわけでもないのだから、線引は難しい。テレビとかで、「特別な許可を得て撮影しています」とかあるだろ。あれ、誰の許可なんだろ。誰の許可だったら許されるのかな。もう、いっそのこと、営巣写真は全部禁止!ってしちゃうって手はないかな、なんてときどき考える。巣の近くで三脚立てて張り込みしているカメラ爺さんは即現行犯逮捕だ。そんとき、「おいおい、テレビ局はオッケーでなんで俺はダメなんだよ」って屁理屈こねそうだから、いっそのこと「ダーウィンが来た」でさえもダメだということにする。すると、だんだん世の中の人は、鳥がどうやって繁殖しているのか知らなくなる。興味もなくなる。いや、それはそれでなんか違うな、とか。