SuemeSublog

Don't Feed Wild Animals !

『絶滅危惧種シマアオジ』 ~フィンランドでの地域絶滅が発表される~

絶滅危惧種シマアオジ』 ~フィンランドでの地域絶滅が発表される~
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000010.000039807&g=prt
f:id:sueme:20190517145203j:plain

2019年3月8日に発表されたフィンランド版のレッドデータブックで、シマアオジが絶滅種(地域絶滅種)として公式に発表されました。シマアオジは2007年を最後に、フィンランドでの繁殖が確認されていないためです。2018年度の繁殖期に日本野鳥の会が北海道で行なった調査では、1地域25つがいの繁殖しか確認されませんでした。フィンランドでも、日本でも、シマアオジの繁殖環境の顕著な悪化は認められていないことから、渡りの中継地や越冬地における捕獲や湿地の減少が、シマアオジの生息数減少に影響していると懸念されています。

この記事では言及していないが、以前報道されていた食用にするための中国での乱獲の影響はどうなんでしょう。

珍鳥オニカッコウ発見 喜界島

珍鳥オニカッコウ発見 喜界島
https://373news.com/_news/?storyid=105500
f:id:sueme:20190515120500j:plain

国内で確認例の少ない鳥「オニカッコウ」が喜界町で見つかった。(中略)ホトトギス科でインドから東南アジア、オーストラリアにかけて分布。全長約40センチ、雄はカラスのように全身が黒い。「コーエル」という高い独特の鳴き声が特徴だ。

なんだこれ! 初耳だぞ。またひとつ、鳥名を覚えた。

絶滅危惧種のヘラシギ、再び浙江に 世界で200羽の希少鳥類

絶滅危惧種のヘラシギ、再び浙江に 世界で200羽の希少鳥類
https://www.afpbb.com/articles/-/3222172
f:id:sueme:20190506204316j:plain

ヘラシギは渉禽(しょうきん)類で、世界で最も希少な鳥類の一種。ヘラ型のくちばしが特徴だ。統計によると、世界で確認されているヘラシギの数は約210~228羽程度で、個体数はジャイアントパンダよりもはるかに少ない。

これ、俺が知ったときは世界で1500だったべか、その後1000とか、500とかってだんだん減ってるって言われてきたけど、今世界で200ちょいだって? ほんとか? その割には、ツイッターでは「見た、見た」ってツイートやけに多くね? それともみんなおんなじ1羽を見て騒いでるのかな。

→参考:「ヘラシギ」が姿を消す前に絶滅が危惧される渡り鳥を守ろう
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5097001/

珍鳥「マダラチュウヒ」撮った!

珍鳥「マダラチュウヒ」撮った! 五島の○○さん「雄は初めて」
https://www.47news.jp/localnews/3523203.html
f:id:sueme:20190506203749j:plain

長崎県五島市福江島に、日本で見られるのはまれな旅鳥「マダラチュウヒ」の雄が飛来し、市内の愛鳥家が撮影に成功した。同市の鐙瀬ビジターセンターによると、島内では数年に1回観察されており、南方の越冬地から繁殖地に向かう途中とみられる。

まあ珍しい方かもしれんけど、おるやろ。ウソ、俺見たことないわ、うらやま。

珍鳥キガシラシトド飛来

珍鳥キガシラシトド飛来 県内8年ぶり2例目観察 薩摩川内・下甑
https://373news.com/_news/?storyid=104699
f:id:sueme:20190423082457j:plain

20日早朝、電線にノジコと一緒にとまる変わった鳥に気づき写真に収めた。

以前に松戸に現れたニュースを拾いましたが(こんなところにキガシラシトド 珍鳥、松戸で羽休め)、鹿児島県では8年ぶり2回目の観察だそうです。ノジコも地味だけどけっこう珍鳥だと思うのですが、発見された方の観察眼に感心します。

白いスズメ 磐田

白いスズメ 磐田の○○さん撮影
https://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20190328/CK2019032802000018.html
f:id:sueme:20190331202247j:plain

磐田市川袋の会社員○○さんが、白い羽毛に覆われたスズメを自宅の庭で撮影した。色素の減少により羽毛が白化した白変種とみられ、全国的に珍しいという。

久しぶりの白雀ニュース。

掛川花鳥園のバードスタッフチーフ○○さんによると、突然変異のアルビノではなく、何らかの原因で色素が減少した白変種とみられる。

ここ、大事ね。アルビノと白変種の違い。

白い外観は目立つため、外敵に襲われたり仲間に入れてもらえなかったりして、成鳥にまでなるのは珍しいという。

これは個人的には疑問持ってる。白い個体は寿命が短いというデータはたぶんないんじゃないかな。個体数も少ないから出しようがないんだろうけど。エナガみたいな白い鳥だって絶滅していないんだし。

ちなみに過去の白スズメニュース。
全身まっ白でも…スズメ! アルビノではなく「突然変異の白変個体」 船橋 - SuemeSublog
福島で珍しい「白いスズメ」 - SuemeSublog
奈義で白いスズメ見つかる - SuemeSublog
白いスズメ:住宅街に“綿ぼうし”姿見せる 福岡・前原 - SuemeSublog
鳥ヲタ、白スズメのつがいをアントリム州で発見(英国) - SuemeSublog
美白スズメ 街の人気者(滋賀県) - SuemeSublog

飛来待つ「グル」写真展 諏訪

飛来待つ「グル」写真展 諏訪
https://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20190217-OYTNT50139/
f:id:sueme:20190220160819j:plain

冬の諏訪湖に昨年まで19年連続で飛来していたオオワシ「グル」の雄姿を集めた写真展が、諏訪市湖岸通りのタケヤ味噌会館特設ギャラリーで開かれている。今年はいまだ確認されていないが、主催者はわずかな希望を持ちながら開催に踏み切った。

やはり来ていないようだ。記録は19年で途切れそうですね。お疲れ様でした。

諏訪湖のグル ついに来ないのか?

空の王者来訪心待ち
www.yomiuri.co.jp

冬になると諏訪湖に飛来し周辺の山林で越冬するオオワシの「グル」(雌)が、今季は大寒を過ぎても姿を見せず、関係者をやきもきさせている。これまで19季連続で来ており、湖畔では連日、アマチュアカメラマンがかじかむような寒さにじっと耐えながら、空の王者が登場するのを待ち構えている。

前の記事で触れた諏訪湖のグルだけれども、なんと今年はまだ来ていないそうだ。ついに連続記録は途絶えるのだろうか? 高齢だからいつ来なくなってもおかしくはないのだが。
それにしてもジンバル雲台にキヤノンゴーヨンの鳥亀爺さん、迷彩のレンズコートで武装した鳥亀爺さん、寒い中ご苦労さまです。

オオワシ、今年も飛来 茨城町涸沼

オオワシ、今年も飛来 茨城町涸沼
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15482413141234
f:id:sueme:20190126085813j:plain

この個体は1998年ごろから確認されている。毎年1月下旬から3月中旬ごろまで涸沼に滞在している。

昨年の同月同日にも記事になっていたが見逃していた↓
【2018年1月24日(水)】待ってました、オオワシ飛来 茨城町・涸沼
長年同一個体が飛来するのは、滋賀県山本山のおばあちゃん、諏訪湖のグル、が有名だが、ここにもいたんだね。ひょっとすると他にも各地にいるのかも。

白・黒・黄色のコントラストが美しい「鳥の王者」を撮影しようと、アマチュアカメラマンが現場に集まっている。

鳥亀爺の皆さん、ご苦労さまです。

コスズガモ 瓢湖

北米から南下中に迷子?瓢湖に珍鳥 阿賀野 コスズガモ確認
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20190125446748.html
f:id:sueme:20190126084156j:plain

白鳥の飛来地として知られる新潟県阿賀野市の瓢湖で、北米に生息し日本にはほとんど飛来しない「コスズガモ」が初めて確認された。

コスズガモのニュースは当ブログ16年の歴史上で3回目ぐらいだけれど、僕はいまだにコスズガモを見分けられる自信がない。
これ見て→コスズガモ♂の識別
難しいよね。きっと僕なら普通にスズガモと思ってなんの疑問すら持たないだろう。

このコスズガモには昨冬、同愛護会が瓢湖で個体を識別する標識を付けていたが、その際は幼鳥だったためコスズガモの特徴に気付かなかったという。

幼鳥ならなおさらわからんよね。

瓢湖公園管理事務所は「一生に一度見られるかどうかという珍しいカモ。ぜひ瓢湖に見つけにきてほしい」と呼び掛けている。

瓢湖はいまだに餌付けやってるのかな?まあカモたちも人馴れしちゃってるから手に触れることができるぐらいの至近距離で見れるけど。

珍鳥を写真に収めようと、瓢湖には県外からも愛好家が訪れている。

聞きつけた鳥亀爺たちが押し寄せてきているのだろうか。きっと自分ではどれがコスズガモか分からず、なんだか知らないけど珍鳥らしいと聞いてただただシャッターを押し続けている鳥亀爺もいるのではないか?