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鳥インフルエンザより恐い長玉症候群

gotanda6こと速水さんに取り上げられていることを今さら気づきました。すいませんでした。デジ一眼の普及によって、今再びこの恐ろしい病気の蔓延が懸念されるようになってきました。その病気とは「長玉症候群」といいます。より広い概念として、「野鳥撮影症候群」というものがありますが、「長玉症候群」は「野鳥撮影症候群」の中で典型的な症状と経過を示す一群、あるいは広い意味での「野鳥撮影症候群」の初期症状として現れる症候ともいえましょう。昔から以下のサイトがその定義を明確にしたものとして広く用いられています。
野鳥撮影症候群
野鳥撮影症候群パート2
長玉への道(長玉症候群)
ひとたび「長玉症候群」に感染してしまったら、その致死率は今のところほぼ100%で、有効な手立てはほとんどありません。「長玉」を発症した直後は、実はレンズだけでは思ったほどうまく撮れないことに気づくのが常で、重くて頑丈なプロ仕様の三脚が必須となります(別名ジッツォ病)。中には雲台ごときに10万円以上かけても平気になるというアルカスイス病を併発する場合もあります。運良く生き延びて撮影機材への熱が冷めたとしても、望遠鏡と双眼鏡に合わせて100万円ぐらい投資しなければならない場合もあり(カールツァイス・スワロフスキー兆候)、今のところその予後は極めて悪いと認めざるを得ません。