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Don't Feed Wild Animals !

使者の教え ハクチョウ

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20070212/ftu_____kur_____001.shtml

ハクチョウは見た目が美しく観光資源として大事にされ、一部地域で餌付けが盛んに行われてきた。これがハクチョウの保護に役立ち、東北各県に一万羽ずつなど計約七万五千羽のハクチョウが飛来する世界でも珍しい“白鳥王国”になった。ところが、皮肉なことに、人間の与える餌に頼りすぎる、極端な「依存型」のハクチョウが増えてしまった。寿命は野生では十年くらいなのに、餌付けで栄養状態が良く、倍近くも生きる。ハクチョウにも“高齢化問題”が起き、狭い瓢湖に一時は一万羽以上が集まるなど、各地で過密状態になった。ハクチョウは家族単位で行動し、親子のきずなが強い。<中略>だが餌が豊富になると、子どもに餌の取り方など生きる術を教えることを放棄する親まで出てきた。

瓢湖では餌付けを減らし続けているそうです。餌付けの減少と越冬地の分散化の時代に入ってきています。