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もっと上を目指せ!隆の山俊太郎!


下位力士の目玉のひとつといえば幕下の隆の山俊太郎です。チェコ出身で本名パヴェル・ボヤル。その甘いマスクはイケメン年寄ナンバーワン陸奥親方(元大関・霧島)と並んでも遜色ありません。

186cm91kgの細長い身体が目を引きますが、なかなかよい筋肉をしています。

そうはいっても対戦相手は体重190kgの前田(まえた)、とても勝てそうには見えません。

立ち合いは何とか食い止めましたが、すぐに土俵際まで寄られてしまいました。

しかしここからが隆の山の真骨頂、華麗なうっちゃりで見事な逆転勝ち!
隆の山は先ほども投げの打ち合いを最後まで粘り、どう見ても上手の相手が勝った様に見えましたが、物言いがついて協議の結果、相手の膝が先に土俵についたということで5勝目をあげて今場所を終えました。来場所は幕下上位に進出でしょう。しかし前途は多難です。2005年九州場所での幕下15枚目が最高位で、以後は幕下と三段目を行ったり来たり(噴水 2: 隆の山 俊太郎)。相撲通が集う2チャンでも厳しい言葉が飛び交ってます。
参考までにYouTubeには意外に個人撮影による下位力士の取り組みが結構あります。そんな中に2007年初場所の隆の山の相撲がありました。隆の山らしいといえばらしい、土俵際まで追い詰められての逆転勝ちです。
YouTube - Takanoyama Maikaze Hatsu Basho Sumo 2007 隆の山・舞風初日初場所相撲2007