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Don't Stop Believin'

誰もひっかかってくれなかった前回のDon't Stop Believin'の(id:sueme:20081215:p1)の続きです。局地的にフィンランドHMHRが流行っているので。

これってよく見たら最初の字幕が「Don't Stop Believin'」じゃなくて「Don't Believin'」になってるじゃん。「信じるな!」たしかにそっちのほうがヘビメタにはふさわしい気はするわな。
さてこれを聞いて、高校生のとき、夏休みに地下街までフィルムコンサートを見に行ったことを思い出しました。そのときのDJが大貫憲章さんでした。ネットもDVDもない時代でしたから、海外アーティストの動く姿を見ようと思ったら、数少ない洋楽番組かフィルムコンサートしかありませんでした。しかし、なんであんなところ(さっぽろ地下街)でやったかなあ。テーマは「ヘビィメタル」だったのですが、僕はどちらかというと大貫憲章さん目当てで見に行きました。今じゃすっかりおじさんで、○髪○野郎になっちまってるけど、当時は渋谷陽一に続く新進気鋭の音楽評論家で、アイドルっぽくてかっこよかったんですよ。で、なんで「ヘビィメタル」で大貫さんだったのか分からないのですが、大貫さんだったらやっぱ当時なら「ニューウェーブ」ってことになるでしょ。他の人たちもどちらかというと大貫さん目当てだったようで、ってことはどちらかというと「ニューウェーブ」ファンなのだから、ヘビメタが流れてもあまり盛り上がらなかったような気がする。ヘビメタなら伊藤政則さんと相場は決まっていたんだがなあ。でも伊藤政則さんならきっと行かなかったな。
それで、そのフィルムコンサートの1曲目が、当時売り出し中のジャーニーだったんです。ヘビメタ特集とかいってて1曲目がジャーニーですから、企画した人のいいかげんさがバレバレで、大貫さんも「ジャーニーがヘビメタっていうのもねえ…」と失笑しながらの紹介でした。
あれから30年の時を超え、「ジャーニーはやっぱヘビメタってことでいいんだよ、あれは正しかったんだよ」とノーザン・キングスは教えてくれたのです。ま、結局a-haもフランク・シナトラもヘビメタだと教えてくれることになるのですが。