ツバメとアマツバメとハリオアマツバメの区別なんてどうでもいい人が大半なんだろうけど、私にとってはどうでもよくなくない問題なんだよね。こないだ病院で、どう見ても鳥になんか興味ない検査技師に、カンムリウミスズメとアカエリヒレアシシギの話を唐突にしてみたんだけど、予想通りきょとんとしていた。
今日円山で大きな網をかついでフィールドワークしてるらしい人を見かけた。彼らの目当てはオオムラサキかなんかだろうか。それともクワガタマニアか？などと想像したのだけれど、聞いてみるとカスガキモンカミキリを探してるって答えが返ってきて、こっちはきょとんとしてしまった。北海道初確認なんだって。あとでネットで調べてみたら、これが普通の人がカミキリと聞いてイメージするようなでかい虫ではないんですよ。しかもキモンカミキリっていうとてもよく似たのは北海道にもうじゃうじゃいるらしく、これじゃあカスガキモンカミキリがいたとしても普通の人じゃまず認識できないだろうなあと思った。世の中にはすごい人がいますよ。
