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Don't Feed Wild Animals !

円山公園での餌付け


オシドリは人手の多い都市公園だからこそ無事に育ったのかもしれない。しかし一方で、人手の多い都市公園の宿命は、池に餌を投げ入れる人が絶えないことだ。野鳥の会によると、餌付けによって冬を越せなくなる個体が出てくる可能性もあるそうだ。「餌をやろうと思う人はもともとは優しい人なのだから、優しく教えてあげましょう」と幹部の方はおっしゃるのだが、餌付けに憤慨する私からすると、優しい人なのはあなたの方だよと言いたくなった。私が最近思うのは、餌付け行為は一種の文化になってしまっているので、理詰めの説得には限界があるということだ(現にこの看板の設置後も餌をやる人はやっている)。学校教育やマスコミへの啓蒙(未だに餌付けを美談にするマスコミが多い)など新たな文化を作るぐらいの話にしないと餌付けはなくならないと思う。