風車に衝突、オジロワシ助かった 北海道・苫前から移送、釧路で手術
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/517947.html
海鳥センターによると、23日午後1時ごろ苫前町営風力発電施設の風車の近くで、オジロワシが雪原にうずくまっているのを近くの住民が見つけ、同センターに通報した。ワシは体長約80センチの幼鳥で、右の翼を骨折するなど衰弱した状態だった。環境省羽幌自然保護官事務所の職員らが約8時間かけて釧路へ移送。保護センターは23日夜に緊急手術を行った。ワシは27日には餌を食べ始めるなど「危険な状況は脱した」という。環境省によると、風車のバードストライク(衝突事故)でオジロワシが生存した例はこれまでなかったという。
ということで、若さゆえでしょうか、奇跡的に助かった模様です。
風車衝突が疑われるオジロワシの幼鳥。少しずつ、自力で食べられるようになってきた。まだ幼さが残る割には、凄い生命力だ。 pic.twitter.com/03sdvpILgt
— 猛禽類医学研究所 齊藤慶輔 (@raptor_biomed) 2014, 1月 26
風車衝突疑いのオジロワシ、食欲が戻りました。 今度は食べ過ぎが心配。。。http://t.co/Vhk2MfCVDH
— 猛禽類医学研究所 齊藤慶輔 (@raptor_biomed) 2014, 1月 28
齊藤慶輔先生のツイッターより。
運ばれてきたときの様子から、逐一分かります。オジロワシが助かる一方で、同時期に列車事故に遭って運ばれてきたオオワシは、治療のかいなく息を引き取ったそうです。