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キジバト巣立ち間近 鳴門のマンション

徳島)キジバト巣立ち間近 鳴門のマンション
http://www.asahi.com/articles/ASG1Z41Z1G1ZPUTB004.html
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木の周辺を掃除していた管理人が最近、鳥のふんがあるのに気づき、探したところ巣から2羽が顔を出していた。日本野鳥の会によると、巣立ち間近なキジバトのヒナという。近くには親鳥もいた。

まあこれ書いてる長谷川さんも、読む人の大半も、カワラバト(ドバト)とキジバトの違いなんかよく知らねえんだろうし、興味もないんだべなーと思った。そんなことないって? そうかな? 野鳥の会の探鳥会ではキジバトはカウントするけど、カワラバトはスルーするしカウントにも入れないんだ。知ってた? キジバトは野鳥だけどカワラバトは野鳥じゃないからなんだね。

ん? 野鳥ってなんだ?
どっちも野生じゃん。

野生であっても、もともと飼育されていたのが野生化したものについては、「野鳥」には入れないんだね。だけど、野生であることには変わりないので、法律上はどちらも「野生鳥獣」です。

野生鳥獣だから、どっちも許可なしで勝手に捕まえて飼ったり、殺したり、食べたりしたら罰せられるわけだ。

しかし、法律上の「狩猟対象」となっていれば、定められた人が定められた場所で定められた期間内に定められらた数だけ捕まえて食べることができる。
というわけで、久しぶりにハングリーハンターへのリンクを貼っておこう。
http://homepage3.nifty.com/hungryhunter/dove/

このようにキジバトは狩猟対象の野鳥なのだ。だが一方、少々捕って煮たり焼いたりしても絶滅するとは思えないぐらいうじゃうじゃいるから誰も絶滅を危惧しそうもない、いやむしろ外来種なんだからさっさと絶滅すればくらいに思われても不思議じゃないカワラバトは、なんやかんやの歴史的な背景があって、狩猟対象からは外されているのだ。ふーん、意外。

なんだおめえ、おんなじハトじゃねーか、ハト種差別すんなよってか、いや、俺はべつにしてないよ。だって俺、ハト全体があんまし好きじゃないもん。だから、カワラバトをカウントしないのはもちろん、実はキジバトもスルーしてるもん。みんながアオバトアオバトだーって騒いでるときも、ほんとはどーでもいいなーって思ってる。ひきつった作り笑いで一応興味あるような顔してみせますけどね。

吉田さんによると、キジバトは、人なつっこく多産で、鳥の仲間では珍しい冬場の子育てもするという。ドバトほど人家のベランダなどをふんで汚すこともないという。吉田さんは「もう少しで巣立ち。そっとしてやって」と話している。

……長谷川さんも、きっとキジバトやカワラバトと人間との関係の歴史に思いを馳せながら、この記事を書いたのだろうか。いや、俺にはそうは思えなかったね。このたぐいの記事は「そっとしてやって」で締めくくれば形になると、高をくくってるんじゃないかと感じました。
そっとしてやってほしかったら記事にすんなってことで。