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アメリカコハクチョウの交雑種

アメリカコハクチョウの交雑種 上田の千曲川に飛来
http://www.shinmai.co.jp/news/20140131/KT140130GLI090003000.php
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アメリカコハクチョウはアラスカやカナダ北部で繁殖。純血種はシベリアで繁殖するコハクチョウよりも体がやや大きい。くちばしは黒く、目の近くの黄色い部分はマッチ棒の先から大豆くらいの大きさになる。今回飛来した1羽は体がコハクチョウとあまり変わらず、黄色い部分が純血種よりは大きく、コハクチョウよりは小さいため、交雑種と判断できるという。

しぶい! 一般紙にしてはかなり玄人好みのしぶいニュースです。
クチバシの面積の黄色い部分の割合を比較すると、オオハクチョウコハクチョウ>アメリカコハクチョウ>ナキハクチョウとなりますが、この交雑種を入れると、オオハクチョウコハクチョウ>アメリカコハクチョウの交雑種>アメリカコハクチョウ>ナキハクチョウとなります。

日本ではけっこう交雑が見られるらしく、マニアや専門家のみなさんが比較検討されていますが、次のブログ記事がとても分かりやすかったです。
アメリカコハクチョウいろいろ : 野鳥がいるから

黄色い部分が無くて真っ黒だったらナキハクチョウの可能性がありますが、以前にお伝えしたこんなのもいるので、なかなか簡単にはいきません。
黄色いスポットのある色素欠損ナキハクチョウ