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Don't Feed Wild Animals !

ソデグロヅル、鶴居に3羽飛来 世界で3800羽の希少種

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0338538.html
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生息数が世界で3800羽ほどしかいないとされる希少種のソデグロヅル3羽が、釧路管内鶴居村に飛来した。刈り取り後の飼料用トウモロコシ畑では、国の特別天然記念物タンチョウの近くで餌をついばんでいる。

珍鳥のニュースは、人(主に鳥亀爺)が押し寄せて困ったことになりがちなので、去ってしまってから報道することが多いんだけど、道新はわりと平気で滞在中でもニュースにしちゃうんだよなあ。いいんだろうか。
(と書いたら、毎日でも報道してた→http://mainichi.jp/articles/20161117/k00/00m/040/102000c
まあ、もともとタンチョウマニアのカメラマンが大勢押し寄せているだろうし、鳥亀爺たちのネットワークはすごいから、新聞に載ったところで大差はないのかもしれないが。僕はあまのじゃくというかちょっとひねくれているので、みんなで寄ってたかって同じもの写して何が楽しいのだろう、とはちょっと思う。野鳥との出会いはもっと一期一会的なものであるべきではないか、とちょっと思ってる。まあ、単なるひがみなのかもしれないけれど。

「珍鳥」の訪問に、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの原田修チーフレンジャーは「居心地がよいと感じたら、もうしばらく休んでくれるかもしれない。そっと見守ってほしい」と願う。

原田さんは、以前ウトナイにいた道内では有名なレンジャーで、とっても優しい人なんだな。写真撮るんだったらいま餌台に餌を出すからなんか来るよって声かけてくれたり、それからウトナイ湖で観光客に勝手に餌を売って問題になってたおじさんのことも、困ってるんだけどなかなか説得できないんだよなあって笑いながら話してた。この記事のコメントは短いけれどもなんとなく奥ゆかしくて人柄がにじみ出ていると感じるけど、そっと見守ってほしいっていうのが、ほんと原田さんの本音であり切なる願いなんだと思う。