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Don't Feed Wild Animals !

「白鳥の餌付け中止」を決断した寄居町観光協会

http://www.ohmynews.co.jp/news/20080126/20153

さて、久しぶりの更新なのに、俺の大嫌いな餌付け関連が多くて少々感情的になってしまたところですが、本日一番見てもらいたい記事はこれです。オーマイニュースはほとんど見たことがないし、あまり良い評判も聞きませんが、この記事はけっして野鳥の専門家ではない、普通にハクチョウの飛来を楽しみにしていた人が、筆者の地元である「かわせ河原」での餌付けが中止されて飛来数が減ったことを最初は残念に思いますが、募金まで募って餌付けでハクチョウを呼び寄せようとする他の飛来地を見て、ふと違和感に気づく、そういう編成になっています。

数は少なくとも、あるいはゼロでも、かわせみ河原のほうがずっといい。そう確信したのだ。自然だからこそ、飛来ゼロの日もある。それを含めてワクワクさせられることが野生生物の醍醐味のひとつなのだから。

かわせみ河原の餌付け中止理由が、鳥インフルなんかと全く関係のない理由であるところにも共感を覚えました。俺は、物事の善悪とは難しい問題であるし、極端にいえば善悪などない、とまで思ってはいますが、もし善悪を判断するのならば、それを「その行いがもたらす結果」によって行うことを好ましく思いません。鳥インフルであるとか、余った餌で水が汚れるとか、そんなことは俺は結構どうでもいいんです。鳥を心配するあまり、栄養取りすぎちゃうとか、塩分とりすぎちゃうとかいって非難することもありますが、俺は人間の手から直接野生動物に食物が渡ること自体になぜか許せない違和感を感じるのです。