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Don't Feed Wild Animals !

カモがアサリを食べつくし松川浦の潮干狩り中止

http://www.minyu-net.com/news/news/0319/news2.html
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=625269&newsMode=article
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200803193
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080319t62028.htm
なかをさんから教えていただいたニュースだが、70トンのアサリがカモによって食べつくされたという。カモが犯人と断定しているのは相馬双葉漁協で、その根拠は周辺でアサリの貝殻がまじった鳥のフンが見つかったことだという。ところで、カモといってもいろいろあるが、どうやら種類は限定していないようだ。アサリを大量に食べるとすると、キンクロハジロ、スズガモなどの潜水する海ガモに限られると思う。あとは大型のシギ類が考えられるけど、時期的にちょっと考えにくい。
ところで、ほんとうに潜水ガモなんだろうか、という疑問は湧いて当然である。何しろカモだと断定しているのはどうやら漁協だけのようで、マスコミはそれを鵜呑みにしているに過ぎない。なかをさんがおっしゃるように、今アサリの食害といったら一番の問題は干潟のブラックバスことサキグロタマツメタであり、カモが犯人かどうかの前に、サキグロタマツメタは本当に犯人じゃないんだろうな、と聞きたくなるのは当然のことである。
■シンポジウム「アサリ等二枚貝の食害問題の解決に向けて」
これを読んでも分かるが、アサリの食害犯人としての潜水ガモの順位は、かなり低いことが分かると思う。
であるから、本当にカモなのか?というのは当然の疑問なのだ。当然の疑問なんですよ、新聞記者の皆さん!