入場の際にはチケットのもぎりをうっかり見過ごしてはいけません。なぜならそれは間違いなく親方だからです。私の場合は２年連続で立浪親方（元小結・旭豊）でした。ご覧のように角界の暴れん坊将軍と言われたいい男です。いい男の場合、部屋を継承するためには苦労して大関横綱になるよりも、先代の娘さんに気に入られて婿養子に入った方が楽で賢いやり方です。どうして先代親方には必ず娘がいるのだろうと長年疑問に思っています。旭豊もその部類かと思っていました。小結までの若造が突然名門中の名門立浪を継ぐのですから。しかし私は旭豊をずいぶん誤解していたようです。人間誰しも人に言えない苦労をどこかでしているものです。
旭豊勝照 - Wikipedia
部屋経営や指導方針の意見の違いから先代と対立するようになった。引退相撲の利益を先代と妻に持ち逃げされるなどの問題が発生し、部屋を継承してから1年も経たずに別居状態に陥ってしまった。そして離婚及び養子縁組解消の訴訟、先代からは部屋の明け渡し及び年寄名跡の襲名継承金（譲渡代金）1億7500万円の支払いを求める訴訟を起こされた。最高裁までもつれ込み、結局勝訴したが年寄名跡の価値と対価の釣り合いが取れているかなど問題になった。一時は関取が不在で低迷していた時期があったが、2006年1月場所には猛虎浪が十両に昇進し、久しぶりに関取が誕生した。また先代の長女との離婚後、2004年11月には別の女性と再婚している。
