SuemeSublog

Don't Feed Wild Animals !

「ハクチョウも客も来ない」 餌付け自粛の十和田湖畔

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081112t23003.htm

県は「ウイルスのまん延を防ぐには仕方のない措置」と説明するが、長年餌付けに携わってきた関係者の不満は消えない。
「観光客がパンの耳を買い、ハクチョウに餌としてやる。体験型観光を提供することで、客を増やしてきたのに…」。台の設置者で土産物店「織田観光」店主の織田盛好さん(70)は、ため息をつく。
12年間、町の保護監視員を務める蝦名幸政さん(72)は「こんな状態は初めて。自分にだけでも餌付けを認めてくれれば、すぐに羽数を回復させられるのだが…」ともどかしさを口にした。

先日近くの公園を散歩していたとき、親子連れが池のマガモに向かってパンを撒いていました。多くの人は野生動物への給餌に是非があるなどとは思いもしません。それが現状です。私なんかがここで何を言おうと無力なのは当たり前だし、たとえば野鳥の会とか環境保護団体とかが啓蒙したとしても世の中に大きな変わりはないでしょう。それよりも鳥インフルですよ。鳥インフルのおかげで各地の餌付けが自粛に向かっています。最初は「いや、そういう理由じゃないでしょ」って思ってたけど、理由なんかどうだってよくなってきました。今ではきっと鳥インフルは神の使いなのだろうという心境です。餌で利益あげてたじいさんは気の毒ですが、時代の流れに翻弄される人がいるのもまた運命です。サミット期間中にパチンコ屋が新台入れ替えを自粛したおかげで倒産しちまったパチンコ台運送会社の人たちにもお気の毒さまと言っておきます。