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荒城の月

なんか今日は音楽ネタばかりですいません。まるで音楽ブログだな。こないだBSでスクール・オブ・ロックを見てから頭の中がロックなんです。申し訳ない。さっきは高校生のときにスコーピオンズの曲で僕の好きだったあの曲は何だっけなあと探していたんですが、そしたらこんなものを見つけてしまいました。

たぶん中野サンプラザでの来日公演でのアンコールで、スコーピオンズが日本のために歌ってくれた「荒城の月」だと思います。これって音はどれかのCDに入ってると思いますが、映像は始めてみました。画質悪いけどそんなことどうでもいいです。なんか久々に珍鳥を見つけたって感じで嬉しいです。

まるであれですね、社員旅行で大勢で温泉宿に行って、ひとっ風呂浴びた後に浴衣姿で大宴会場に集まり、そろそろ酒がまわりだして順番に芸とかやらされて、最後にトリで出てきた結構年配の部長が、よーし俺の歌でしめるからみんなも手拍子よろしくなって言って歌いだして、なんだよ、なんで荒城の月なんて暗い歌歌うんだよ、ばっかじゃないのうちの部長、とか思いながら最初はしかたなく手拍子してたんだけど、でもだんだんと、おいおい部長ったら意外に歌が上手いじゃん、おまけに荒城の月って暗いけどやっぱいい曲じゃん、とか思えてきて、いやー部長には今まで怒られてばっかりだったけど部長もいろいろつらかったんだよなー、俺も仕事つらくてやってらんねーって思ったときもあったけどさ、何だかんだいってみんなで協力しながら乗り切ってきたじゃん、俺けっこういい会社入ったんだって今気づいたよ、ってなんかうるうるしてきちゃって、思わず手拍子にも力が入りだし、何となく場内が一体となって盛り上がってきたところで、部長の「カモーン!」という雄叫びを合図に全員の大合唱が始まるという、大宴会の感動的なフィナーレって感じがしない? しないか。