SuemeSublog

Don't Feed Wild Animals !

“八百長”なぜ十両が多い?給料103万円、幕下とは待遇歴然

http://news.livedoor.com/article/detail/5317234/

大相撲界では、幕下までは力士としては半人前扱いで、給料も出ません。ところが、1つ上の十両にあがると、一人前の関取として遇され、103万6000円もの給料も出る。つまり、十両と幕下は天と地ほどの差があるんです。だから、十両の力士たちはなんとしても十両の座にしがみついていたいと思うのは当然、中には結婚して、子供もいる十両力士もいますからね。こうした大相撲界のシステムが疑惑を生む背景にあるのは紛れもない事実です

まあそれは大相撲ファンには周知の事実で、それが背景になっているのは暗黙の了解みたいなところはあったなあ。大関って地位にしても。

こうしたウラ事情は、いまに始まったことではない。ずっと以前からあったのだ。とすると、放駒理事長が記者会見で「(今回の不祥事は)過去には一切なかったことで、新しく起こったことです。その点をはっきり認識してもらいたい」と話したことはいささか強引過ぎはしないか。

相撲通のあいだでは、現役時代の放駒理事長はガチンコ力士として有名だった。あくまでも憶測だけど。だから2回大関から落ちてること、10勝ルールを使わずに大関に復帰した唯一の力士ということ、弟子の大乃国が皆勤で負け越した唯一の横綱であること、その大乃国は千代の富士の連勝を53でストップさせたことなどは、ガチンコ力士であったことの裏付けとされている(と書くと、必然的に千代の富士は八百長力士という憶測になってしまうが)。あくまでも憶測だけど。これが本当だとすると、「過去には一切なかったことで」っていうのは、自分のことを言っているのだという推測が成り立つ。あくまでも憶測だけど。
今回は明らかに証拠を握られちゃった判然とした八百長だけど、たとえば勝ち越してる力士が千秋楽で7勝7敗の相手に負けてやるとか、負けてやるっていうか、あんまり本気出さないとか、優勝に関係ない大関同士が星勘定合わせるとか(大関互助会)っていうのは、打ち合わせのない暗黙の了解みたいな慣習なのかもしれない(もちろん確固たる八百長かもしれないし、偶然なのかもしれないけど)。そういうグレーゾーンを無気力相撲といってるのかもしれないけれど、放駒理事長は記者会見で「無気力相撲イコール八百長」だと言っちゃったから、まあやっぱり真剣じゃない相撲はけしからんと思ってるとみていいと思う。
そういう意味では、まあ、こんな事態になっちゃったけど、こんな事態になっちゃったときの理事長が八百長大嫌いと思われる放駒だったというのは、ほんのわずかの救いではあるのかもしれない。
すべて憶測でものを言うってのは難しいね。

焼き直しました→http://prof.suemeweb.com/log/eid1609.html
北の湖はほんとに強かったので星は借りなかったけど、頼んだら貸してくれたので、人望が厚く、出世できたとか、千代の富士は53連勝でずいぶん借りを作ってしまったので、人望がなく、出世できないでいるとか、そういうとんでもなく失礼な憶測は省きました。