http://news.mynavi.jp/news/2012/02/02/069/
研究グループでは、約35万種と昆虫の中でも特に種数が多い甲虫類(昆虫の種の40%を占める)について、「適応的に飛翔能力が退化した系統では、移動力が低下して、異所的種分化が促進され、種が増加する」という仮説を立て、「ヒラタシデムシ」というグループでその仮説が検証された。(中略)なお、ヒラタシデムシの系統で飛ばなくなる進化が起きた理由は、エサにあるという。脊椎動物の死体という散在するエサを食べる習性から、ミミズなどのもっと連続的に分布していて歩いて探索のできるエサを食べる食性に進化した場合に飛翔能力の退化が起こったというわけだ。
シデムシブログとしては見逃せないニュースだった。