太り過ぎ？置いてきぼりの渡り鳥 兵庫・三田の池
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201505/0008059126.shtml
池のほとりに記者が立つと、カモがこちらに泳いでくる。約１５メートルまで近づいた所でくるりと向きを変え、離れていった。「この人は餌をくれない」と判断したのか。
自然界でも時折ある越夏だが、近年は人が餌をやっている各地の池で、観察される例が増えている。布野研究員は「繁殖に関わらない若い鳥は、命がけで北へ帰るよりも、餌が簡単にもらえる越冬地に定着してしまう」と悪影響を指摘する。
当サイトは一応、自然動物への安易な餌やり、特にカモに代表される水鳥への餌付けに疑問を呈し、ともすると餌付けを美談の記事にしてしまいがちなマスメディアに微力ながら対抗するというちっぽけなポリシーのもと、わずかなモチベーションとともに続けているわけですが、新聞記者にも分かってくれる人がいるんだなあと、思わず感激した記事です。ありがとう、神戸新聞！
