久振りに珍鳥ニュースを二つほど。
野鳥ヒメクイナを福井県内で確認 57年ぶり、写真愛好家が姿とらえる
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/107888.html
野鳥「ヒメクイナ」が福井県嶺北地方でこのほど見つかり、福井市の写真愛好家、○○さんが撮影した。県自然保護センターによると、県内でヒメクイナが確認されたのは57年ぶり2例目。
どのぐらい珍しいのかな。名前に「クイナ」がつく鳥自体見たこと無いからわからねーや。
しかし、気になるのは次のコメント。
○○さんが10月8日、野鳥の撮影をしていた際に見つけた。○○さんは「珍しい鳥だとは思わずに撮影したが、後で図鑑を調べてヒメクイナだと分かった。写真に収めることができてうれしい」と喜んでいた。
おいおいおい、珍しい鳥だとは思わずに撮影してたっちゅうけど、じゃあなんだと思って撮影してたん? この鳥と見間違うほど似ていて珍しくない鳥って何なん? さては君、あんま鳥に詳しくないんちゃう? あれやろ、写真さえ撮れればオッケーってやつ? どうせ図鑑も持ってなかったんだろ。そんで、とりあえず写しといてあとで人に聞けばいいやってかんじで、そんでこれなんて鳥?って聞いたら、おいおいこりゃあひょっとしたら珍鳥じゃねーかって言われて、そんで図鑑調べたら珍しい鳥だとわかって舞い上がって新聞社にたれこみかあ? これだから困るんだよ、老後の金と暇を持て余したエゴ丸出しの鳥亀爺はよお、
と思ったら、36歳でしたか。たいへん失礼しました。以上はもう僕のまぁったくの妄想なので、気にしないでくださいね。
迷子で日本に? 珍鳥サバクヒタキが兵庫に初飛来
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009626797.shtml
海を越えて日本に迷い込んだとみられる渡り鳥サバクヒタキの雄1羽が今月中旬、神戸市西区岩岡町岩岡の田園に飛来し、1週間とどまった。日本野鳥の会ひょうご(神戸市中央区)によると、兵庫県内で確認されたのは、記録の残る1991年以降初めて。
いやあ、珍しいですね。こちらは偶然写ってた、ではなくて、一週間滞在したそうですから、さぞやマニアックな方々に取り囲まれたことでしょう、鳥だけに。そんで新聞社も配慮して、立ち去ってからの報道ということになったんでしょうな(でも結局はかなりの数の鳥亀爺に囲まれたんでしょうな、あいつらの連絡網すごいも)。
それにしてもきれいなオスですね。これがもしメスだったら、オレだったら珍しい鳥かもってさえ思わないもんな、きっと。
メスも去年来てたのか。いったいどういう人が見つけるんだろうなあ、尊敬ぇー。
観察に訪れた同市垂水区清水が丘のデザイナーの男性(52)は「一生に一度会えるかどうかの貴重な鳥で感激した。翼の模様の細かさが印象的ですね」と話していた。
すばらしいコメント。これは絶対写真目的の人じゃないね。純粋な鳥好きのウォッチャーだとみた。鳥亀爺は写真に撮れたかどうかだけが大事であって、翼の模様の細かさが印象的なんてステキなコメントしないもの。