SuemeSublog

Don't Feed Wild Animals !

山階鳥類研が天龍村でブッポウソウ調査

山階鳥類研が天龍村ブッポウソウ調査
http://minamishinshu.jp/news/local/%E5%B1%B1%E9%9A%8E%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E7%A0%94%E3%81%8C%E5%A4%A9%E9%BE%8D%E6%9D%91%E3%81%A7%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%9D%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%82%A6%E8%AA%BF%E6%9F%BB.html
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170617/KT170616SJI090011000.php
f:id:sueme:20170617090027j:plain

千葉県の山階(やましな)鳥類研究所(千葉県)研究員の◯◯さんが15、16の両日、県天然記念物の渡り鳥「ブッポウソウ」の越冬地を探る目的で、昨年2羽に取り付けた衛星利用測位システム(GPS)を回収しようと天龍村に訪れた。16日午前中に捕獲した1羽にはGPSが付いていなかったものの、現場に招待された地元の子供たちは、美しい青色の羽を間近で見て喜んだ。

うひょー、興味津々な子どもたち、私も子どもの頃に戻りたいです。
バンディングなどの捕獲調査には、鳥に危険を与える方法で成果も少ない、という批判もあります。愛護家の過激な人に言わせると、「調査という名の虐待」だそうです。しかし、こうした山科の調査でブッポウソウの越冬地が初めて判明したのも事実であり、間違いなく学術的な成果はあるのです。その陰にどれだけの鳥の犠牲があるのか、もちろんゼロではないでしょうけれど、すべてを虐待といい切ってしまうのもどうかと私は思いますよ。
それと、子どもたちですけれど、私は良い体験だと思いますよ。私はよくある「動物とのふれあい体験」とか「飼育で命の大切さを教える」なんてのは人間の大きな勘違いだと思うんですね。むしろ、人間は希少種ブッポウソウを守ろうとして、その生態を知るためにやっているんだけれども、この捕らえられたブッポウソウは、明らかに人間を敵だと思っている、人間に殺されると思っている、そういう人間と野生動物との超えられない壁みたいなものを実感することの方が、なんか大事なことのような気がしてならないんですよね。