先生の尊敬するお友達に、とてもコンピューターにお詳しくて、まだインターネットという言葉も物珍しい頃に、すでに有名なリンクサイトを運営していた方がいます。しかし、その頃のある時、彼は、警察に御用となってしまいました。
その理由はというと、驚くことに、「海外のアダル○サイトにリンクを貼ってたから」、というものなのです。いや、正確に言うと、警察はリンクという概念を全く理解しておらず、彼自身がワイせつ画像を配布していたと誤解していたのです。警察署に連れて行かれたら、そこには一台のパソコンが置いてあったそうです。そして警察は彼に、さあ、君の犯罪をここで再現してください、と言ったそうです。当時の警察は、リンクなんていう概念はおろか、ひょっとしたらインターネットの仕組みも全く理解していなかったことが伺われます。当然、ネットを介して彼を助けるべく全国から優秀な弁護士たちが集まり、かの立花隆も味方につけて、やっと無罪が証明されたのでした。
なんで今日この古い話を思い出したかというと、産経新聞が記事に勝手に直リンクするのは許せん!と、全国の有名個人ニュースサイトに向けて警告を発したからです。その経緯は、ニュースサイト大手である連邦や探偵ファイルの本日の内容に詳しいので、是非ご覧ください。
先生も時々、細々とニュースリンクをやってますが、ネットに詳しいみんななら、フレーム内リンクはともかく、出展を明らかにした直リンクは法律的に全く問題がなく、著作権侵害には当たらないことはご承知ですよね。そもそもハイパーリンクこそ、ネットの根幹を成すものでしょう。先生はどうも最近、マスコミは勉強が足りないと感じています。
的外れな著作権侵害を盾に騒いでいるようですが、先生が気に食わないのは、どうやら本当の理由は、「直リンクされるとトップページの広告収入が減るから」、ということらしいのです。大手企業が、無償の個人サイト相手にやることではないですね。先生は今日は何だか暗くなりました。では。
