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Don't Feed Wild Animals !

ハイパーリンク

先生の尊敬するお友達に、とてもコンピューターにお詳しくて、まだインターネットという言葉も物珍しい頃に、すでに有名なリンクサイトを運営していた方がいます。しかし、その頃のある時、彼は、警察に御用となってしまいました。

その理由はというと、驚くことに、「海外のアダル○サイトにリンクを貼ってたから」、というものなのです。いや、正確に言うと、警察はリンクという概念を全く理解しておらず、彼自身がワイせつ画像を配布していたと誤解していたのです。警察署に連れて行かれたら、そこには一台のパソコンが置いてあったそうです。そして警察は彼に、さあ、君の犯罪をここで再現してください、と言ったそうです。当時の警察は、リンクなんていう概念はおろか、ひょっとしたらインターネットの仕組みも全く理解していなかったことが伺われます。当然、ネットを介して彼を助けるべく全国から優秀な弁護士たちが集まり、かの立花隆も味方につけて、やっと無罪が証明されたのでした。

なんで今日この古い話を思い出したかというと、産経新聞が記事に勝手に直リンクするのは許せん!と、全国の有名個人ニュースサイトに向けて警告を発したからです。その経緯は、ニュースサイト大手である連邦探偵ファイルの本日の内容に詳しいので、是非ご覧ください。

先生も時々、細々とニュースリンクをやってますが、ネットに詳しいみんななら、フレーム内リンクはともかく、出展を明らかにした直リンクは法律的に全く問題がなく、著作権侵害には当たらないことはご承知ですよね。そもそもハイパーリンクこそ、ネットの根幹を成すものでしょう。先生はどうも最近、マスコミは勉強が足りないと感じています。

的外れな著作権侵害を盾に騒いでいるようですが、先生が気に食わないのは、どうやら本当の理由は、「直リンクされるとトップページの広告収入が減るから」、ということらしいのです。大手企業が、無償の個人サイト相手にやることではないですね。先生は今日は何だか暗くなりました。では。

自信作の失敗

芸術家自身が、これはかつてない自信作!と思った作品は、世間には受け入れられないのが常です。

例えば、ストラビンスキーの春の祭典しかり、ラフマニノフ交響曲第一番しかりです。初演の評判は散々でした。

あ、先生ったらイヤですね。ついついインテリぶってしまって、ちょっと鼻につきますか? だってインテリなんだもん、しょうがないんです。

じゃあ、クラシック音楽に例えるのはやめますよ。皆さん、ロックはどうですか。ホテルカルフォルニアで大成功を収めたイーグルス、その後丹精込めて3年間もかかりっきりで製作した自信作、「ロングラン」、散々な評判でとうとう解散に追い込まれましたよね。

え?そんなバンド知らないって?な、何言ってるんですか。ついこの間流行ったバンドでしょ?だから年寄りのサイトは勘違いしてて痛いだって?

じゃあ、何に例えればいいんだよ。アニメか?先生はガンダム世代なんかじゃないので、セーラ役の井上瑶氏が逝去っていうマスコミではあまり触れられないニュースがネット中を駆け巡ってるのには驚きだし、みんな間違って「遥」って書いてることも気にならないぞぉ・・。

と、とにかく、先生が今日言いたいことは、前回のチワルノフ教授登場は久々の自信作だったのです。いやあ、もうウケまくりで大爆笑の渦、しかも竹内教授とマントルのハイブロウなオチ付、アクセスアップ間違い無し!

と、ところが、おかしーなー、あまり反響が無いぞ。し、しかも、順調だったアクセス数も、落ちていくような気が・・。いかん、何でだ? 先生は念のために数日様子を見ることにしました。ウケないはずが無いと思って。

お、おかしい。常連もほとんど見たはずだ。今までROMだった人も、あまりの面白さに、掲示板につい書き込んだり、先生についメールを出しちゃったりするはずなのに・・。

すると、おっ! やっと来たぞ。1通のメールが。そうだろう、面白かったんだろう、感動したんだろう、どれどれ・・。

「お尋ねします。以前このホームページにあった“PaO2は酸素の量でも濃度でもない”、“こんな人工呼吸用語はいらない” がもう一度見たいのですが、どうしたらいいでしょうか?」

・・・撃沈・・・。

先生は、皆さんが先生に何を期待してるのか分からなくなりました。少し休養して考えます。では、さようなら。

チワルノフ教授登場

皆さんはペット買ってますか? 先生は、無類の犬好きなんですが、犬の中でも最近は家の中で飼える小型犬が主流なんだそうです。90年代のバブルの時は、とにかく見栄えが良くて目立つ犬が流行ったそうで、マンガ「動物のお医者さん」がシベリアンハスキー人気に拍車をかけましたよね。当時の人気ランキングNo1でした。最近はあまり見かけなくなりましたね。帰巣本能も弱く、結構野性的な奴らですから、見栄だけで買った飼い主の手に余ったようですね。現在はあっというまにランク外です。今の人気は、ダックスフンドシーズー、チワワだそうです。特にチワワはCM人気が拍車をかけているようですね。

実を言うと、先生は80年ごろからチワワを飼ってました。ランマル君っていうんですけど、17年ぐらい生きました。育て方間違ってしまって、えらい世話のかかる奴でした。完全に自分がリーダーでしたね。気に食わないと平気で咬みつくし。そんな凶暴なバカ犬のくせに、どうしても何かして欲しい時には、あのCMと同じようなポーズをとって、ウルウルした目で見つめてくるんですね。そうすれば、こっちがついつい可愛く思ってしまって、わがままを許してしまうことを知っていたんですね、きっと。

人は何故、チワワに見つめられると、惹かれてしまうのか。それは、やっぱり、あのウルウルした瞳にあるんだそうです。 チワワの瞳は顔に比べて大きい上に、涙腺が豊富で涙の分泌が多く、常にウルウルしているんだそうです。

なるほど、そこで先生は思いました。先生の人気が今ひとつなのは、目の大きさと涙の量が足りないからではないかと。そういえば、思い当たるふしがあります。以前このサイトの「保健室」という掲示板で保健の先生をしていた美人女医の美トモコに言われました。

スミルノフ先生って、 目が笑ってなーい」

そうか、そうだったんだ。先生がモテない理由は、目にあったんですね。分かりました。先生は思い切って、プチ整形します。先生の目を、チワワのようにつぶらでウルウルした目に整形します。そしてついでだから、耳もつけちゃおうかな。先生は生まれ変わります。もう明日から先生は、母性本能くすぐりまくりでモテモテです。

名前も変えちゃいますから。先生、自分でもとってもラブリーだと思えるし、気に入ってますよ。

では、いよいよ新しい先生の発表です!

こんにちは、チワルノフ教授です!

みなさん、こんにちは。 チワルノフ教授です。 竹内均先生じゃないぞー。 どうする?マントル

先生の正体

皆さんごめんなさい。本当は先生は世界的な教授でもなんでもありません。科学者でノーベル賞狙ってるってのもウソです。実は麻酔科医でもありません。小児科医でもよかったんですが、メジャー過ぎてかえってウソっぽいです。麻酔科医の存在なんて、あまり知られてませんから、そうだと語ればかえって信憑性が高いと思ったのです。

今のご時世ですから、別に医療関係者でなくても、ネットを徘徊して情報収集すれば専門家のふりができます。そう、簡単なことなのです。

それが証拠に、本物の医師がやってる「診療日記」とか「研修日記」なんかには、毎日の診察の様子とか、今日の患者さんがどうだったとか、そういうリアルな話が溢れてるではありませんか。それに比べ、先生の日記にはそういう些細な事が出てきません。さすがにそこまでは、本物の医師でないと書けないのです。

そう、先生は本物の医師ではありません。先生の本当の仕事は何でしょう。いよいよ正体を明かす時がきました。

先生は・・

運転手なのです!

ああ、もう運転ヤダ。うんざり。本当に運転手です。その証拠に、先生はラジオに詳しいです。特に最近は、「道草」がお気に入りです。発明王・上福岡八郎先生の大ファンです。発明王と自称しながら、何も発明したことのない上福岡先生、先生と似ていますね。

そうなんだよ。何でこんなに運転しなきゃならねんだよ。おい、本物の医者の奴ら、っていうか、先生が前に所属してた医局の奴ら、そう、お前らだよ、お前ら、タクシーチケットが出るとか、黒塗りの車が迎えに来るとか、そういうことが当たり前だと思ってるだろー。自分の足で来いなんていう病院はこっちから願い下げだって思ってるだろー。おまいら大間違いだぞ!医師たるもの、自分の命をかけて仕事に行けー。当直明けで眠れなくても命懸けで高速道路ぶっ飛ばす先生の覚悟、見習えー。

お知らせ:医学生の皆さん、当講座は車の運転の好きな方にぴったりです。先生と一緒に運転技術に磨きをかけませんか。

征服

皆さんこんにちは。ここに来る皆さんはマジメですか。ネット歴は長いですか。先生は、1988年頃には草の根ネットで活躍してました。その頃から、アカデミックでありつつ、かつ、少しは笑わせなきゃならんという呪縛に縛られていました。

2001年ごろがいわゆるテキスト系サイトのピークで、侍だましい以降、笑えなきゃクソサイトという暗黙のルールが確立したように思えます。先生はとてもつらいです。そんなメガヒット級のサイトを「大手」というんですが、きっと才能のある大手の皆さんでさえ、つらいんでしょうね。一時のブームはやや衰退した感があります。

チユに代表されるバーチャル管理人サイトだって、もう物珍しくありません。先生が教授を語るのも、昔、有名なうさ教授がいたし、はっきりいって、べんじゃみん先生のパクリです。

で、最近流行りのニュースサイトは、米国起源の純粋なサイトに加えて、ネタがつきたテキストサイトがニュースリンクを貼りだしたものも多いのです。もともと、チユもニュースサイトですからね。

ですから、先生が今やってることは、実に二番煎じで、実に中途半端で、つまんねーな、って思うのです。

そんな心境の中、いわゆる「大手」さんたちは、最近どうやって頑張ってるんだろう、と久しぶりにいろいろ覗いてみました。覗いたのは、日記サイトの総本山と呼ばれるロジック、老舗のウーサー、まだまだ元気なウラみずはです。

■ろじっくぱらだいす(Logic Paradise) ~logipara.com~

■うーさーのその日暮らし

■裏MIZUHAの憂鬱

・・・・・。なんだ、これは! 今日はみんな揃って同じネタじゃん!

ちなみに先生にはそういう趣味はありません・・。

(追伸:要は卒業シーズンなので、不要になった制服をくださいっていうネタが、よりによって同じ日にかぶっちゃったってことです。)

偽者スミルノフ

最近、スミルノフの正体は、某医科大学の某教授だというウワサが流れていて、先生は迷惑しています。某教授、自分がスミルノフだと吹聴するのはやめてください。本物の先生は、変装をして、どこかに潜伏中です。

年度末は仕事が溜まって、本当に気が重くなります。先生は、この日記のCGIをまた改良したくなりました。記事が50を超えると編集できなくなるバグを修正するのと、いや、元々の作者の名誉のために言っておきますが、これは先生が書き換えを繰り返しているうちに生じたバグです。それと、過去ログ自動生成機能を付けたくなりました。試験前になると、現実逃避したいがために、いろいろ余計なことをしだす学生諸君と、本質的に同じですね、先生も。

医師国家試験に英文設問の導入提言ー厚労省委(2月28日、朝日)

先生は大学に入学した時、卒業して医師になった先輩たちに「学生のうちにもっとやっておけばよかったと思うことは?」という質問をしました。答えは決まって「スポーツと英語」でした。

つまりこの業界、体力と英語力の優れたものが重宝されます。あれから40年以上経ちましたが、先生も今同じ質問をされたら、同じ答えをすると思います。

世界の常識は刻々と変化していますので、英語の情報源が頼りです。その情報源の日本語化を待っていたら、5年は遅れることになります。いや、刻々と変化、というのは、医学がすごいスピードで発達しているという意味ではありません。むしろ、我々がなんとなく良いと思っていたけど実は根拠のない常識が、次々と覆されていくことの方が多いのです。

これで本当に導入されたら、学生の諸君は本当にたいへんですね。これで君たちも、先生のように

The manuscript is badly written...とか

The poor use of language...とか

It seriously undermines...とか

言われなくても済むようになりますね。いやー、良かった良かった。いやー、本当に良かった、先生の時代にこんなことにならなくて。先生にとっては君たちの負担なんてヒトゴトに過ぎないですから、はっはっ。

コーヒー

年度末も近くなりました。皆さんの多くは、仕事や勉強に追われて、眠い目をこすりながら夜遅くまで頑張っていることでしょう。先生も、年度末までに仕上げなければならない仕事が溜まってて、とても平常心ではいられない状態なのですが、ああ神様、あなたはそんな先生の心を全く知らないのか、いや、十分ご存知の上でなお厳しい修練の場を与えてくださっているのか、容赦無い連続緊急手術攻撃で先生を一睡もさせませんでしたね。おかげで先生は原稿書きや文献検索にも身が入らず、こんなところにくだらない文章を書くはめに陥ってます。おいおい、眠くて仕事はできないがウェブの更新はできるのかよー、とか、そんな時間があったら仮眠をとれ馬鹿者、とかいう批判の声は、先生も重々承知の上です。

さて、こんな時に欠かせないのが皆さんも大好きなコーヒーです。昔はコーヒーといえば不健康の代名詞でしたが、最近は糖尿病の予防効果が話題になっています。

■コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい van Dam RM,Feskens EJ. Lancet 360(9344):1477-8,2002.

オランダのコホート研究ですが、最近の同誌のcorrespondenceで、日本でも同様の研究結果が得られているようです。

■コーヒー愛飲者は日本人でも糖尿病が少ない

(MedWave 2003.2.26.) ところがフィンランドでは正反対の結果だそうで、今後はメカニズムの解明が求められます。カフェインのせいなのか、違う成分なのかも分かってません。

おいおい、何が糖尿病予防効果だ、糖分がどっさり入った甘ったるい缶コーヒーを1日に5本も6本も飲んでたんじゃあ、予防成分の効果なんか元も子もねえんだよっ!と言ってる、先生が希に見る缶コーヒーフェチであることを知るそこのあなた、黙っててください。

あ、でもそこの妊娠中のあなた、あなたはどうやらコーヒーを控えたほうがよいようです。

■やはり控えるべき、妊娠中のコーヒー

Wisborg k, et al. BMJ 326(7386):420,2003. 死産の危険性が高くなるそうで、こっちはどうやらカフェインのせいらしいです。先生は身に覚えがないので、たぶん妊娠してないと思うので、安心して飲んでます、ジョージア

自信を持って

あまり頻回にこのスペースを更新しますと、先生を監視している大将軍様が、

「あの原稿はどうなってるっ!ぐだぐだつまらないこと書いてないで、さっさとやれいっ!」

と、お怒りになるので、先生もつらくなってきました。

先生はテキストの原稿書きがイヤです。だって、所詮他人のテキストや論文を写しているに過ぎないのですから。それでも、たまに、このような解釈が分かりやすいのではないだろうか、とオリジナリティを出してみますが、それがそもそも勘違いも甚だしい考えだったら、取り返しがつきません。先生なんかより、もっと上手に書ける人、いくらでもいるだろうにと、最近の先生は自虐的です。

気分転換と称して、先生はまた鳥見に行ってしまいました。とある有名な観察小屋です。鳥の群れは、肉眼では判別できないほど遠くですが、スコープでマガモの群れに混じるハシビロガモミコアイサ、バンなどを確認し、少しご機嫌の先生です。ベテランバーダーの先生は、当然すぐの目の前にいる人馴れしたダイサギなんかには目もくれません。

そこへどうやら、家族サービスとおぼしき親子が・・。

「ほらっ、見てごらん!あれがハクチョウだよっ!」

「え、パパ、どこどこ?」

「ほらっ、あの大きい白い鳥だよ」

ち、違うってパパ、ダイサギだよ、ダイサギ。サギとハクチョウは、やっぱり違うだろー。お願いだ、パパ、気づいてくれ、子供にウソを教えるなぁ!

「ねーっ、白いからハクチョウっていうんだっ」

ま、いっか。先生もあのパパのように、とりあえず自信を持って教えられるようになりたいです。

ノーベル賞への道

4代目Susie君、小柴先生のご講演を聞かれて、ますますノーベル賞獲得への意欲が湧いたようですね。さて、多くの人は、先生の専門を麻酔学だと勘違いしているようですが、本当の専門はノーベル賞獲得学です。長年の研究の結果、今のところ先生の結論は、

  1. その研究のきっかけはうっかりミスであること
  2. その研究の最初の論文は、ネイチャーかプロナス
  3. その論文がきっかけで他の研究者の論文が次々と出る
  4. できれば社会現象にまでなる

ノーベル賞は、1回3人までなので、3人目の選抜が熾烈です。1998年のノーベル賞は、血管内皮NOの研究でした。先生の友達のイグナロ君は、EDRF=NOの証明でモンカダ君と3人目を争い、おそらくちょっと遅くてちょっと劣った方法だったのに、栄冠を勝ち取りました。何故かというと、イグナロ君はバイアグラ開発の貢献者だったからです。

というわけで、ノーベル賞のとり方について語れば長くなる先生ですが、肝腎の受賞対象となる研究をするのを忘れてました。もうダメかもしれません。4代目Susie君も、授賞式に備えて社交ダンスを習い始めたのは感心ですが、その辺も考えといてください。それとも、先生といっしょにイグ・ノーベル賞を目指しますか。