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元大関大受・朝日山親方のシリコンは除去不能


向正面で審判を務める元大関・大受の朝日山親方です。大受は僕が小学校6年生のとき大関になりました。大相撲史上唯一のと言ってよい「押し相撲一本やり」の大関です。今でも千代大海なんかは突き押しタイプの大関ですが、ときどきまわしを取ったりもします。そこへ行くと大受の押し相撲にかける徹底ぶりは比べ物になりません。だって、まわしを取られたらまず相撲にならないんですから。
あと有名な話としては、なかなか身長が延びず、やむを得ず頭にシリコンを埋め込んで新弟子検査に合格したという逸話があります。それだけ身長が足りなかったのに大関にまで上り詰めたのですから、それはもう努力の賜物なのでしょう。

大受久晃 - Wikipediaより。「大受の時代の技術では一旦入れたシリコンは除去不能であったため、全体的に頭の形状自体が変形し、頭頂部が突き出ている(後に舞の海も頭部にシリコンを入れて新弟子検査を通過したが、大受と異なり、除去可能になっていた)。」
他にも史上初の三賞独占とか、十両に落ちても引退しなかった初の元大関とか、何かと話題に事欠かない方です。