http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100414/CK2010041402000136.html
この写真は苦しい写真です。たぶん露出補正をかなりプラスして撮ったか、画像ソフトで明るく補正したに違いありません。そうしてようやくコゲラの姿がはっきりとするのですが、背景の空が思いっきりとんでしまいました。でもコゲラの写真はこうなりがちなので無理もないことです。コゲラに限らずキツツキ類はいつも私たちの目線よりもかなり上にいるので、レンズを空に向けることになります。しかもコゲラはキツツキの中でもダントツに小さいので、その分近づかなくてはなりません。近づかなくてはならないのでますますレンズを上に向けることになります。そうしてコゲラの写真はいつも逆光で撮らなくてはいけないハメになります。
コゲラはいつも逆光だ
私もつい最近そうつぶやいたばかりです。→http://sss.jugem.jp/?eid=867
ところが、私の悪い性癖なのですが、私は自分で書いたことをすぐに忘れてしまうのです。コゲラがいつも逆光であることに気づいたのは何も最近のことではなくて、4年も前にすでにここで嘆いていたことを今日知りました。→id:sueme:20060423:p2
ところで件の新聞記事ですが、このような記述がありました。
へえ、そうなん、どおりで最近ずいぶんコゲラを見かけるようになったなあ、コゲラもカラスやスズメやオオセグロカモメやハクセキレイや一部の猛禽類のように、都市生活に適応するという選択をしつつあるのかなあ、と思ったのですが、そう思ったのも何も今日だけのことではなく、私はもう3年も前からコゲラが住宅地に営巣したというニュースを何度も拾っているということに今日気づきました。→id:sueme:20070518:p38(街路樹)、id:sueme:20080504:p4(保育園)、id:sueme:20080515:p2(庭先)、id:sueme:20080530:p2(庭先)、id:sueme:20090618:p2(老人ホーム)