http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100727mog00m040008000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100727mog00m040008000c.html
北九州市の都心に、自動ドアを開けて餌をねだる鳩（はと）のつがいが出現。愛くるしい仕草が周囲の人たちを魅了している。【勝野昭龍】小倉北区魚町２の九州補聴器センター。赤外線センサー式の自動ドアを鳩が開けたのは６月初めだった。店内に入ってくることもあり、専務の印具文恵さん（６４）がそうめんを与えると、ほぼ毎日訪れるようになった。雨の日以外は、朝は開店前後、午後も数回自動ドア前に現れる。２羽ともドア近くに来ることもあれば、１羽だけが先に来る場合も。白っぽいのが雌で、黒っぽいのが雄と分かった。２羽が食べ残したそうめんは、スズメがきれいに食べるようになった。
これはドバトなんだろうけど、ドバトってのはもともと飼い鳥だったのが野生化して人間と住まざるをえなくなった鳥であって、しょうがないといえばしょうがないんだけどね。でもぼくはドバトでも餌はやらない。自動ドアを開けて入ってくるようになったっていうのはおもしろい話ではあるけれど、井戸端で楽しむレベルの話なんじゃないだろうか。ぼくはドバトやましてやスズメにそうめんを与えるなんてもってのほかだと思ってるけど、だけど近所にそういうおじさんがひとりふたりいたからってわざわざ抗議しに行くほどの原理主義者じゃない。町内会のレベルでは、へぇーかわいいもんですねえとか相槌打つだろうね。
だけど、プロの物書き（新聞記者）が、もういいかげんこんなことをおもしろがって、美談に仕立てあげて記事にするのはもうやめにしないかい、勝野さん。人間と動物の関係、距離について、いろんな人が真剣に考えて真剣に悩んでいるんだ。掘り出しニュースだなんて、なんも考えないでただスペース埋めるような記事書くなよ、勝野さん。わりと有名な人なんだろ、勝野さんって。
