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市街地にもカケスの姿

市街地にもカケスの姿
www.tomamin.co.jp

市街地にカケスが姿を見せるのは、山間部の林で子育てを終え、冬を越すために暖かく食べ物を見つけやすい平地に下りてきて越冬するためです。

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北海道にいるのは亜種ミヤマカケスである。
そういえばこの夏、上野動物園でミヤマカケスじゃない普通のカケスを見た。たしかに頭が白く、目玉も白い部分が多いので、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権に出てきた人、みたいな印象を持った。

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上:上野動物園で見たカケス 下:いつも見ているミヤマカケス
ちなみに僕はいまだにカケスを見ると、「カッケッスッ!カッケッスッ!」と口ずさんでしまう。若い頃タイガースファンだった名残である。

コウライアイサ、五島に飛来

コウライアイサ、五島に飛来
www.nishinippon.co.jp
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世界的にも希少なカモ科の「コウライアイサ」のメス1羽が五島市に飛来し、同市岐宿町の鰐川で休息する姿が愛鳥家の目を楽しませている。

昔、鳥見を始めたばかりの頃、カミさんが川で変わった鳥を見た、図鑑で調べたところコウライアイサだと思うと言った記憶があるが、今思えばきっとカワアイサかウミアイサだったのだろう。中堅の鳥見人となった今では、ひょっとしたらよく似た珍鳥かもしれないという思いが頭の片隅にあるので、普通種の鳥でもよく見る癖はついていると思うのだが、さすがにカワアイサやウミアイサを見てコウライアイサかもしれないからよく見よう、とは思いもしない。それだけ珍しい鳥だと今ではわかっているからだ。

コアオアシシギ飛来

アオアシシギ飛来 撮影歴半年、珍鳥写す
tanba.jp
これ、コアオでいいのかな。なんか印象違うな。角度によるんだろうな。
地域によっては珍鳥扱いになるのかなあ。
こっちでは今時期普通に見ますよ。
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↑今月上旬の撮影。ひどい写真だけど。
左から、エリマキシギ、ツルシギ、コアオアシシギエリマキシギ、残り4羽はアオアシシギです。

マナー違反カメラに「サンコウチョウ」受難

マナー違反カメラに「サンコウチョウ」受難 栃木の太平山に保護訴える看板設置
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/68368
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珍しいサンコウチョウを撮影しようと写真愛好家らが民有地に入り込み木の枝を伐採するなどのマナーの悪さが目立っている。(中略)中には巣を見つけ場所をスマホで発信し仲間を大勢呼び寄せたり、撮影しやすいよう巣の周りの枝を勝手に伐採したりするケースも。このためサンコウチョウが営巣をやめてしまうことがあるという。

www.shimotsuke.co.jp

以前はネットに営巣写真が上がると炎上したものですが、野鳥撮影人口が増えた今ではすっかり普通になってしまったように感じます。特に「サンコウチョウ」で画像検索すると、普通に営巣写真がドバドバ出てきます。ほんと驚くほど出てきます。SNSやカメラメーカーの写真共有サイトなんかでも普通に見かけます。なんか、みんなで寄ってたかり、まるで「サンコウチョウは営巣写真オッケー」って申し合わせてしまったような雰囲気。

室蘭で海鳥ツノメドリ

出合えたよ室蘭で 海鳥ツノメドリ飛来
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/222126
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日本ではまれにしか見られない海鳥「ツノメドリ」が今月、室蘭市内の漁港で観察された。○○町在住の野鳥愛好家○○さんが撮影に成功した。(中略)ツノメドリは北太平洋に生息し、夏に道東の太平洋沿岸でまれに観察される。道東鳥類研究所によると、室蘭周辺で観察されるのは珍しいという。

ツノメドリはフォトジェニックな鳥でネットでは人気者ですが、野生で見ることはまれなんで、逆に野鳥愛好家はあまり知らなかったりするんだろうか。野鳥愛好家っていう呼び方も気になるところではあるけれど、きっとその道では有名な人なんだろうな。

ハシビロコウ1羽死ぬ 那須どうぶつ王国

ハシビロコウ1羽死ぬ 那須どうぶつ王国
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/64124
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那須町大島の動物園「那須どうぶつ王国」は20日、飼育する絶滅危惧種ハシビロコウの2羽のうち、雄1羽が死んだと発表した。雄は5年前に同園で公開された後、姉妹園の「神戸どうぶつ王国」へ移動し、国内初の繁殖に取り組んでいた。飼育下の繁殖は世界で2例しかないという。

www.shimotsuke.co.jp

ハシビロコウアサラト」急死 きょうから献花台設置
https://mainichi.jp/articles/20180821/ddl/k09/040/181000c

僕は千葉、上野、神戸で見たことあるんですが、那須と姉妹施設である神戸はおそらく日本でもっとも近くでハシビロコウを見ることができる施設です。でもあれですね、動物園ってけっきょく動物を見世物にしているただの動物虐待じゃないかっていう過激な意見の団体もあります。地方自治体とか民間とか経営母体もけっきょくはバラバラなので、絶滅危惧種の保護と繁殖に努めていますと言っても個々が行き当たりばったりでやってたんじゃ説得力に乏しいのは確かなような気もしますね。パンダもね。

ヨシ原にツバメ1万羽 鉾田で「ねぐら入り」確認

ヨシ原にツバメ1万羽 鉾田で「ねぐら入り」確認
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15348508994552
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18日には観察会も実施。ほっとパーク鉾田(同市当間)近くの「野友橋」周辺では、日没後の午後6時半ごろから、どこからともなくツバメが集まり始め、参加者の真上で“乱舞”。塔ケ崎のスーパー周辺の上空では、ねぐらに入る前のツバメの大群が飛び回る姿も見られた。

以前からあちこちで、ツバメのねぐら入りは一生に一度は見たほうがいいと言ってるのですが、先日、やっと観察会の抽選に当たって見に行くことができますというお便りをいただきました。なんか、今けっこう人気なんですね。ねぐら入りの時期や細かい場所は毎年調査しているベテランにしか分からないので、日本野鳥の会などが北海道を除く全国各地で開催している観察会に参加するのがおすすめです。まだの方はもうそろそろシーズンは終わりなので、来年以降を目指してください。

白い羽のカラス、士別に

白い羽のカラス、士別に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220409
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鳥に詳しい○○博物館職員の○○さんも6~7月に士別市内で同じ鳥とみられる羽の白いカラスを確認し、ハシボソガラスで、突然変異で「部分白化」した個体と推測する。成鳥になる前の2~3歳とみられ、性別は不明だが、「栄養状態も毛並みも良い」という。

www.hokkaido-np.co.jp
ま、白いカラスニュースのコレクションに仲間入りです。部分白化だから、このブログ的にはあまり珍しくないけど。→白, カラス の検索結果 - SuemeSublog

珍鳥「ヒメイソヒヨ」新潟で確認 県内初 離島以外珍しく

珍鳥「ヒメイソヒヨ」新潟で確認 県内初 離島以外珍しく
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https://www.47news.jp/2652420.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180810411670.html
www.47news.jp
ヒメイソヒヨは珍しいな~。新潟県ってなんか珍鳥出そうだよね。
残念ながら会員ではないので全文は読めなかった。
なんか剥製っぽい写真だなーって思ったら、死体だったんだね。残念。

希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園

希少な鳥の人工育雛、2種成功 県こども動物自然公園
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201808/CK2018081002000170.html

こども動物自然公園東松山市岩殿)は、希少種の鳥クロツラヘラサギとオーストラリアガマグチヨタカの人工育雛(いくすう)に成功したと発表した。人工育雛は哺乳類の人工哺育に当たり、人がふ卵器で卵をかえしたり、ひなにえさを与えたりして育てる。

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クロツラヘラサギのヒナ初めて見たかもしんない。ヒナはぜんぜんクロツラじゃないんだな。
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あと、ヨタカのヒナも一羽だけ成長遅いのがお約束ってかんじ。たぶん自然だと最後の子は育たないこともあると思うけど、そこは動物園だから大丈夫かな。