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珍鳥ナンヨウショウビン

珍鳥ナンヨウショウビン 沖縄本島で初確認
https://ryukyushimpo.jp/photo/entry-556215.html
「まさか…」沖縄野鳥研究会もビックリ! 青い珍鳥、沖縄本島で初確認
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/128497
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背中の青い羽根が美しいナンヨウショウビン1羽が15日までに、沖縄本島で初確認された。沖縄野鳥研究会の◯◯代表が10日、豊見城市漫湖で発見。「国内では珍しい鳥でまさかと思った」と話している。(沖縄タイムス)「とても美しく興奮するような出合いだった」と喜びの胸中を語った。(琉球新報

すごい鳥ですね! 一度ぐらいはアカショウビンを見てみたいと思っているのですが、ナンヨウショウビンなんて夢のまた夢、きっと生涯見ることはないんだろうなあ。もっとも、わざわざ見に行きたいとまでは思わない。カメラマンの群れを見に行くようなものですからね。

とよみ大橋では15日、望遠カメラを構える人が集まり、羽繕いしマングローブ林を飛ぶ様子を収めていた。(沖縄タイムス)「観察する際にはぜひ静かにそっと見守るなどのルールを守ってほしい」と呼び掛けた。(琉球新報

絶滅の恐れ「ブッポウソウ」、愛鳥家設置の巣箱めぐり激しい“空中戦” 鳥取県西部で

絶滅の恐れ「ブッポウソウ」、愛鳥家設置の巣箱めぐり激しい“空中戦” 鳥取県西部で
http://www.sankei.com/west/news/170815/wst1708150021-n1.html
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巣箱は、電柱が木製からコンクリート製になり、キツツキなどが木に開ける巣穴が減っているため、愛鳥家が設置したもの。この巣箱をめぐるブッポウソウ同士の争奪戦は熾烈で、激しい空中戦も。決死の争いを経て、ひなを育てたブッポウソウは、秋の旅立ちの準備を始めた。

マスコミはよくひとくくりにして「愛鳥家」と言いますが、マスコミの言う愛鳥家といったらその多くは野鳥カメラマンです。僕はどうも珍鳥に群がる野鳥カメラマンに対してあまり良くない先入観を持っているためか、ちらっと見出しを見て、カメラマンたちが撮影場所の争奪戦を繰り広げているのかと勘違いしました。

子育てカラスの威嚇注意 自治体対策、巣の撤去から見守りへ

子育てカラスの威嚇注意 自治体対策、巣の撤去から見守りへ
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0415949.html
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カラスの幼鳥が今年も巣立ちの時期を迎えている。石狩管内の公園や街路樹でも飛行訓練を重ね、次々飛び立っていく。この時期に注意したいのが、幼鳥を守ろうと、過敏になっている親鳥の人間への威嚇攻撃だ。自治体や専門家は、被害を避ける手だてを周知し、巣立ちを温かく見守るよう呼び掛けている。

札幌ではどうやら、やみくもに巣を撤去するのではなく、威嚇されないよう注意を呼びかける方向になってきているようだ。おそらく、札幌カラス研究会の中村さんや東海大札幌の竹中先生らの尽力によるものなのだろう。冷静に考えれば、巣の撤去で数が減ったりおとなしくなったりするわけはないのだ。巣が無くなることで縄張りが消失し、フローターと呼ばれるわりと悪質な縄張りを持たないカラスが流入してくる可能性もある。札幌市もだんだんそのあたりを分かってきたのではないだろうか。てゆーか、巣の撤去なんて誰もやりたくない仕事なんだから、意味ないといわれたら喜んでやめるんだろうけど。まあそのせいか、札幌のカラスは、東京などと比べるとわりとおとなしいとも言われているようだ。
だがしかし、一般の理解はなかなか得にくい。実は先日、マンションの住民の声が大きくなり、近くの巣を撤去してもらった(私、運悪く理事長だったもんで)。もちろん、敷地の所有者と交渉して、市に撤去の許可をもらって、業者に頼んでと、いろいろな手続きを経て撤去された。巣立ったあとだったので、作業はわりとスムーズに済んだのだが、巣立ったあとなんだったら、なおさら意味ない、とも言える。個人的には、数年前にこの敷地のカラスの古巣にチゴハヤブサが営巣したことがあったので(チゴハヤブサはカラスの古巣に営巣する)、内心は残しておいてほしかったのだが、立場上そんなこと口にできない状況であった。巣の撤去なんて簡単な作業だと思っているのかもしれないが、労多くして実はあんまり意味ないってこと、もっと知れ渡ってほしいものである。

コアジサシ、子育て真っ最中 東京の下水処理施設屋上

コアジサシ、子育て真っ最中 東京の下水処理施設屋上
http://www.sankei.com/photo/story/news/170630/sty1706300012-n1.html
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絶滅危惧種の渡り鳥「コアジサシ」が、羽田空港対岸の昭和島にある下水処理施設「森ケ崎水再生センター」(東京都大田区)の屋上で、子育てに奮闘している。

ここは、2001年6月から始まったリトルターン・プロジェクトによって、見事コアジサシのコロニー化に成功した場所である。すっかり定着したようだ。すばらしい。相変わらず卑怯な写真。かわええ。
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輝く黄緑色の群れ 大磯、アオバトが飛来

輝く黄緑色の群れ 大磯、アオバトが飛来
http://www.kanaloco.jp/article/263532
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大磯町の照ケ崎海岸でアオバトの飛来が始まっている。早朝から愛鳥家やアマチュアカメラマンが訪れ、朝日に輝く黄緑色の群れを追う姿が見られる。

アオバトはよく声を聞く。でも、よく考えたら僕はじっくりとアオバトを見たことがない。でも、襲撃された跡に出くわしたことがあるので、羽は持っている(→アオバトの羽)。一度、こういう現場で生きている姿をじっくりと見たいものだ。だけど、愛鳥家や、アマチュアカメラマンや、とくに愛鳥家でないアマチュアカメラマンがいっぱいいるのだろうなあ、と思うと、ちょっと気が引ける。

フクロウが泳ぐ? 珍しい映像

フクロウが泳ぐ? 珍しい映像
http://www.epochtimes.jp/2017/06/27781.html
https://youtu.be/LQNHJTleMZg
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ミシガン州立大学鳥類専門家のマシュー・ズワーニックさんによると、フクロウは泳げるかもしれないが、羽が濡れると重くなるし、鋭い爪は水かきの作用を果たすこともない。泳ぐフクロウというのは、極めて珍しいと指摘しています。

うーん、やっぱ水鳥とは違うね。羽をひろげてやっと浮いてるって感じ。単純に落っこちて飛べなくて必死で進んでるんじゃないかな。

イヌワシが子ジカ襲う

イヌワシが子ジカ襲う 伊吹山で愛好家撮影
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017062302000069.html
http://www.sankei.com/west/news/170616/wst1706160017-n1.html

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滋賀県米原市伊吹山で、イヌワシが子ジカを捕らえて飛ぶ姿を愛好家がカメラに収めた。写真を確認した専門家によると、イヌワシは野ウサギなど小動物を捕獲するケースが多く、子ジカを捕まえた姿が見られるのは珍しいという。

これは素晴らしい写真だなあ。飛翔しているワシタカ類を見分けるとき、翼の先の分離羽が何枚か数えるんだけど、イヌワシは6枚または7枚だそうだ。この写真だと、左の翼指が6枚、とてもきれいに写っている。
え、注目するとこはそこじゃない? そこじゃないですよね。
僕もまさか子鹿を狙うとはびっくりなんですが、昔は家畜の子どもを狙うということで嫌われてたみたいですよ。
みなさんはイヌワシと子鹿だったら子鹿の味方だと思うんですが、どっちが希少種かっていったらイヌワシだからなあ。複雑。

山階鳥類研が天龍村でブッポウソウ調査

山階鳥類研が天龍村ブッポウソウ調査
http://minamishinshu.jp/news/local/%E5%B1%B1%E9%9A%8E%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E7%A0%94%E3%81%8C%E5%A4%A9%E9%BE%8D%E6%9D%91%E3%81%A7%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%9D%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%82%A6%E8%AA%BF%E6%9F%BB.html
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170617/KT170616SJI090011000.php
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千葉県の山階(やましな)鳥類研究所(千葉県)研究員の◯◯さんが15、16の両日、県天然記念物の渡り鳥「ブッポウソウ」の越冬地を探る目的で、昨年2羽に取り付けた衛星利用測位システム(GPS)を回収しようと天龍村に訪れた。16日午前中に捕獲した1羽にはGPSが付いていなかったものの、現場に招待された地元の子供たちは、美しい青色の羽を間近で見て喜んだ。

うひょー、興味津々な子どもたち、私も子どもの頃に戻りたいです。
バンディングなどの捕獲調査には、鳥に危険を与える方法で成果も少ない、という批判もあります。愛護家の過激な人に言わせると、「調査という名の虐待」だそうです。しかし、こうした山科の調査でブッポウソウの越冬地が初めて判明したのも事実であり、間違いなく学術的な成果はあるのです。その陰にどれだけの鳥の犠牲があるのか、もちろんゼロではないでしょうけれど、すべてを虐待といい切ってしまうのもどうかと私は思いますよ。
それと、子どもたちですけれど、私は良い体験だと思いますよ。私はよくある「動物とのふれあい体験」とか「飼育で命の大切さを教える」なんてのは人間の大きな勘違いだと思うんですね。むしろ、人間は希少種ブッポウソウを守ろうとして、その生態を知るためにやっているんだけれども、この捕らえられたブッポウソウは、明らかに人間を敵だと思っている、人間に殺されると思っている、そういう人間と野生動物との超えられない壁みたいなものを実感することの方が、なんか大事なことのような気がしてならないんですよね。

鳥取砂丘に希少チョウ「キマダラルリツバメ」

鳥取砂丘に希少チョウ「キマダラルリツバメ」
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20170616-OYT1T50053.html
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鳥取市鳥取砂丘で、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されているシジミチョウ科の「キマダラルリツバメ」1匹が確認された。

おおー!
キマダラルリツバメ!
黄色のマダラで瑠璃色も入っているツバメ!
そんなカラフルなツバメ聞いたこと無いぞ!
いったいどんなツバメだ!

と思って開けたら、シジミでした。
つっても貝じゃないよ、蝶だよ。

んー、鳥の字が見えたので、すっかり間違えてしまった。
しかしツバメだとかシジミだとか、チョウは紛らわしい名前が多いなあ。
まあ鳥ヲタになる前は蝶ヲタだったんですが……。

ウミガメの卵発見のAKB48総選挙会場、コアジサシの繁殖も確認 当日は警備員配置

ウミガメの卵発見のAKB48総選挙会場、コアジサシの繁殖も確認 当日は警備員配置
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/102059
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ウミガメが産卵した沖縄県豊見城市豊崎の美らSUNビーチは、コアジサシの繁殖地にもなっている。13日、卵からかえったコアジサシのひな2羽と卵7個が確認され、その上を親鳥が警戒するように飛んでいた。指定管理者のTSP管理共同企業体によると、大勢の来場者が予想される17日のAKB48のイベントでは警備員を配置し、人が近寄れないよう対策を取る。

三つぐらい前の記事で、コアジサシについて「巣に関してはほとんど地面に直接産卵って感じなので、人が入りやすい場所だと、ヒナを連れ去ったり、卵を持ち帰って目玉焼きにして食べる爺さんとかが現れたりして大変なんだよな。コロニーはぜひ立入禁止にして保護してほしいものです。」と書いたばかりですが、そのとたんに、ほら言わんこっちゃないって感じのニュースが入りました。
どうですか、このヒナのかわいいこと。近くに大量に人が押し寄せたら、営巣を放棄しかねません。警備員まで配置して、しっかりと保護してくれるようですから、ほんとありがたい話です。