http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000866390.shtml
自然界に放たれたコウノトリは、生き物が減る冬に何を食べているのか-。調査が進むにつれて、その答えが少しずつ分かってきた。餌となっているのは、主に外来種のアメリカザリガニやウシガエルのオタマジャクシ。「生態系を乱す」として敵視されがちな生き物が、野生復帰の過程にあるコウノトリを支える-という皮肉な構図だが、専門家は「それを問題視するより、生態系改善の契機とすべき」と話す。
これはコウノトリに限った話ではないし、良い悪いとは判断する話でもないです。現在の食物連鎖に外来種がどのように取り込まれているのか、また環境や外来種がどのように従来の食物連鎖を脅かしているのか、まず冷静に知ることが大事なんでしょうな。何年か前に、私の写したアオサギがでっかいカエルを食ってる写真がコンテストで佳作に選ばれたんだけど、その理由というのが、写真はつまんないけど写ってるカエルがアメリカウシガエルだから、というものであった。
