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キジバト一家、店のひさし裏に居候

キジバト一家、店のひさし裏に居候
http://www.asahi.com/articles/ASG4N4JDGG4NPPZB005.html
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岡山市の中心部、桃太郎大通り沿いの店の軒先に、キジバトの一家が居候している。夫婦2羽が枝を集めて作った巣では、1週間ほど前、2羽の子どもが産まれた。子育てに奮闘する様子を、店の客は「元気に育ちますように」と見守っている。

あんまり関係ないんだけど、これって営巣写真なんじゃね?って思った。まあこのケースは、人間の近くの人工物に営巣したんだし、キジバトだし、ツバメの巣みたいなもんで、誰も問題にはしないと思う。だけど、僕に「営巣写真」という言葉を思い出させてくれるきっかけにはなった。

僕が鳥写真を撮り始めた頃は、営巣写真っていうのはタブーの中のタブーみたいなもので、口にするのもおぞましいくらいの言葉であった。そもそもネイチャー系の写真コンテストでは一切受け付けていなかったし、ホームページにアップしようものなら、たとえそいつがプロカメラマンを名乗っていようがそんなのお構いなしに、営巣写真撲滅委員会原理主義過激派による攻撃で炎上したものだった(あと、バンディング絶対反対過激派っていうのもいて、おかげで閉鎖せざるをえなくなった人を知ってる)。

で、今はどうなってるのかなーと思って検索してみたら、けっこういるんですよねー、気軽に珍しい鳥の営巣写真をブログに出してる人が。爆発的になんちゃってカメラマンが増えて、被写体としてしかみていない人も増えただろうから、しかたない面もあるんだろうけど、営巣写真撲滅委員会の皆さんにおかれましては、もっと頑張って欲しいなあと思います。

話を戻しますが、ちなみにこのキジバトの巣は店に連絡すると見学させてもらえるそうで、記事に連絡先が載っています。いくらキジバトとはいえ、そこまでするか? しょせん新聞記者の常識なんてそんなもんなんだなーってかんじです。