散策中にやや大きな鳥一羽分の羽が散乱しているのを見つけた。茶色の紋様の大きめの羽と、細かな羽は灰色の縞模様。骨や肉片は無し。それだけ時間が経っているのだろうか。
最初はジシギの類かな?と思っていたのだが(マガモのオスなら頭の緑の羽があるはずだ)、カミさんがやっぱりマガモじゃないかと言うので、珍しくじっくりとマガモを観察してみた。
うーん……。
茶色の紋様と、灰色の縞模様。そうか、やっぱマガモか。で、オスならくるりと巻き上がった上尾筒があるはずだ。それで再び訪れて探してみたら、やっぱりありました。
うるさい人がいるので付け加えておくが、消毒洗浄したあと乾燥させたものです。
うーん、美しい。宝物になりそう。
食べられちゃったマガモには申し訳ないが、僕が心から弔ってあげるからね。
しかし、なんでマガモに限ってしかもこの羽だけカーブを描くのだろう。不思議だなあ。
ちなみに識者にお伺いしたところ、猛禽類(あるいはキツネ?)が頭だけどっかに置いてきて、ここで胴体を召し上がったのだろう、という見解でした。