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幻の鳥...「ミゾゴイ」確認

幻の鳥...「ミゾゴイ」確認 福島で8年ぶり、絶滅危惧1類指定
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160414-065852.php
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絶滅の恐れがあるサギ科の渡り鳥「ミゾゴイ」が13日、福島市小鳥の森で確認された。小鳥の森で確認されたのは2008(平成20)年以来、8年ぶり2度目。全国的にも個体数が少なく、県内で確認されることは極めて珍しいという。

これはとても珍しい鳥です。どれだけ珍しいかっていうと、僕は今まで珍鳥ミゾゴイのニュースを7回ぐらいは拾っているのですが、あれ? ミゾゴイ? ミソゴイじゃなかったっけ? と、いまだに最初に間違って覚えた名前の記憶が全く訂正される気配がない、もう全然覚える気なし、なぜなら今後見る予定がないから、なぜなら生きてるうちに見る機会が訪れるとはこれっぽっちも思えないから、それくらい珍しいです。
過去ログからだと、2013年に小学生が完璧な撮影に成功したニュースが印象深いですね。→都心に絶滅危惧種 大阪・梅田にミゾゴイ飛来 - SuemeSublog

クマゲラ、懸命に巣穴掘り 小樽の森

クマゲラ、懸命に巣穴掘り 小樽の森
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0257433.html
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まだ雪が残る小樽市内の森の中で、国の天然記念物クマゲラが繁殖期を控え、懸命に巨木をつつき巣穴を掘っている。

と、前回えらそうなことを書きそうになったけど、果たして僕が懸命に巣作りをするクマゲラに偶然出会ってしまったとして、そのまま目を背けて一目散に立ち去ることができるだろうか? などと想像するまでもなかった。去年、某人通りの多いところにクマゲラのつがいが巣を作り出したっていうんで毎日人垣ができてるところにオレも加わってたじゃねえか! だめなオレ! そこいらの野次馬の骨と同じじゃん! だめなオレ! しかもずっと待ってたけど来なかったよ。見れなかったよ。 だめなオレ! でもあんな人通りの多いとこに作り始めたんだもん放棄するって最初からわかってたじゃん! だから許して! その一回しか行ってないから、だから許して! それより毎日取り囲んでいた人たちのほうが始末が悪いと思うよ。みんな口々に人が通らないように見張ってるんだと言う。みんなオレが見守ってるんだという。近くでやってる工事を休止するように申し入れてきたと自慢気に言う。結局取り囲んでいるのは自分なんだよ。産卵しちゃったら取り返しがつかないから、僕はとっとと放棄してくれて良かったと思うよ。クマゲラ、お前は人気者なのだから、その自覚を持って誰も立ち入れないような森のずっと奥深くで営巣してくれよ。
といいつつ動画。http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=animal&v=930076699002

かわいい来客こんにちは 益田の住宅地でコゲラ巣作り

かわいい来客こんにちは 益田の住宅地でコゲラ巣作り
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=558411248
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日本で一番小さなキツツキとされるコゲラが、島根県益田市幸町の住宅地にすみ着き、「民家のそばで珍しい」と住民たちの話題になっている。

逆に人気の多いところのほうが安全、という考え方もあるが……。ツバメはその選択で今日まで生きてきたし。でも鳥だもんな、考え方もくそもないか。
それにしてもこれって営巣写真にはあたらないのかな。抱卵してなきゃオッケーなんだろうか。ていうか営巣写真って普通に見るし、営巣写真って言葉自体あんまり聞かないようになった気がするのは僕の問題なのだろうか。昔はみんなうるさかったんだけどなあ。

黒い羽根に白いくちばし…オオバン、琵琶湖で“爆増”

黒い羽根に白いくちばし…オオバン、琵琶湖で“爆増”

http://www.sankei.com/region/news/160406/rgn1604060025-n1.html

琵琶湖は国内最大の“越冬地”-黒い羽根の水鳥・オオバン過去最高、9年前の4倍超 滋賀県調査

http://www.sankei.com/west/news/160406/wst1604060036-n1.html
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県が今年1月、琵琶湖で行った水鳥の生息数調査で、黒い羽根を持つクイナ科の「オオバン」の観測数が過去最多となったことが分かった。観測数は9年前に比べて4倍超。調査した担当者は「琵琶湖が国内最大の越冬地になっていると言っても過言ではない」としている。
観測数が最も多かったのはオオバンで、8万4869羽。次いで、キンクロハジロ(1万7413羽)、ヒドリガモ(1万6173羽)、マガモ(1万5707羽)などだった。

オオバン8万羽ってどんな罰ゲームよ、キモッ!
というのも、むかし当サイトが鳥ニュースブログとして最も盛り上がってた頃、オオバンは僕の一番な嫌いな鳥としてけなされるのがお決まりだったのです。キモッ!
なにがキモいかって、もうお分かりかと思いますけど、「オオバン、足」とかで画像検索なんか僕は絶対にしませんね、そんなこと。キモッ!

話によると中国の個体数が減少しているそうで、中国越冬組が琵琶湖で越冬するようになってるのが原因、ではないかということです。調べたら、以前から問題視はされてたんですね。

中国には住めない? 琵琶湖で水鳥「オオバン」爆増 国内で越冬の6割が集中、中国「移住組」で増加か

http://www.sankei.com/west/news/150624/wst1506240060-n1.html

カラス駆除に天敵タカ

カラス駆除に天敵タカ
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20160405-OYTNT50273.html
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山形市は、市街地で年々増えるカラスに対処するため、天敵のタカを使った追い払いを試験的に実施する。山形花笠まつりの前を狙い、電線に群れをなして止まるカラスに向け、鷹匠たかじょうがタカを差し向けて追い払う。一般にカラスは学習能力が高いと言われ、「この場所にいるとタカが来る」と理解し、警戒することを期待している。

どうなんすかね。どっかで効果があったという話だけれど、戦力よりも戦意の問題だからなあ。学習能力が高いから「この場所にいるとタカが来る」と理解する、と書いてあるけれど、あいつらの学習能力っつったらハンパねえので、その上をいくんじゃないかな。「なんだ飼われてるタカか」「人の命令でイヤイヤやらされてるタカか」「まつりが終わったらもう来ねえらしいぞ」「今年度計上された予算は43万円だってよ」「そんなんすぐなくなんじゃね」というかんじで効果は一時的におわる、に一票。

県警本部に珍客 アオバズクが「出頭」

県警本部に珍客 アオバズクが「出頭」
http://ryukyushimpo.jp/photo/entry-252964.html
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県警本部に「珍客」が現れた-。7日朝、正面玄関上に、フクロウ科のアオバズクがいるのを出勤した職員が見つけた。夜行性のためか昼間は動かなかったが、時折目を開き首を回すなど、愛らしい姿で来庁者や職員を笑顔にした。アオバズクは同日午後10時までに飛び立ったという。

たいした記事じゃないんですが、見出しに「出頭」と書けて嬉しかったんじゃないかと想像して拾いました。
あと、青葉が芽生える頃にやってくる夏鳥であることが名前の由来らしいですが、沖縄では亜種リュウキュウアオバズク留鳥だということを知りました。

国内初 絶滅危惧リクガメ繁殖成功 横浜・野毛山動物園

国内初 絶滅危惧リクガメ繁殖成功 横浜・野毛山動物園
http://www.sankei.com/life/news/160310/lif1603100021-n1.html
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横浜市野毛山動物園国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト絶滅危惧種に分類され、世界で最も絶滅の危機にひんしているリクガメとされる「ヘサキリクガメ」の繁殖に、国内の動物園で初めて成功したと発表した。

特に関心は無かったのですが、間違いなく「顔に見える」です。

単語から文をつくる鳥類の発見

【プレスリリース】『単語から文をつくる鳥類の発見』
https://www.soken.ac.jp/news/25972/
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実験結果.シジュウカラは「ピーツピ」を聞くと首を水平に振り周囲を警戒し(A),「ヂヂヂヂ」を聞くと音源に近づく(B).組み合わせ音声である「ピーツピ・ヂヂヂヂ」に対しては,周囲を警戒しながら接近する行動を示す(C).人工的に組み合わせの順序を入れ替えた音声(「ヂヂヂヂ・ピーツピ」)に対しては,警戒も接近もしない(D)

「ピーツピ」=「警戒せよ」、「ヂヂヂヂ」=「接近せよ」で、「ピーツピ・ヂヂヂヂ」=「警戒しながら接近せよ」になる。ところが、語順を入れ替えた「ヂヂヂヂ・ピーツピ」は「無意味」になる!

言語の起源に関する研究の一分野として、鳥のさえずりパターンの研究が行われていることは聞いたことがありましたが、このような「組み合わせの変化」が「意味の変化」となる、というところが画期的な発見のようです。つまり「文法が存在する」、すなわち「言語」として機能している、ということになり、そこが驚くべき新発見といえるのでしょう。と解釈したのですが、まちがってるかもしれません。でも非常に興味深い研究です!

追記:

著者のこれまでの研究で,シジュウカラは「ピーツピ」や「ヂヂヂヂ」以外にも,10種類以上の音声要素をもっており,それらをさまざまに組み合わせることで175種類以上のユニークな鳴き声を発することがわかっています。なかには「ヘビ」や「タカ」の存在を示す名詞のような鳴き声まで存在します

「名詞」が存在するとしたら、まじやヴぁですね。今後の展開から目が離せなくなりそうです。

校舎衝突?オオタカ保護 西条農高

校舎衝突?オオタカ保護 西条農高
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20160308/news20160308735.html
http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2016/03/post-20160309092035.html
f:id:sueme:20160308114019j:plain

西条農高によると、8日午前10時ごろ、校舎前に「ドーン」という音が響いた。生徒が近寄ると、止めてあった車の上に傷ついたハトが横たわり、近くに見慣れない鳥の姿が。鋭い爪やくちばしに、ぐるりと回る首。オオタカだ。第1発見者の一人は「普段ハトやニワトリは見てるけど…かっこよかった」と振り返る。

まじかっこいいっす。うらやましす

校舎衝突? オオタカ保護・愛媛新聞