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ヤイロチョウ、高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か

ヤイロチョウ高知県四万十町で今年も育児 平年より多く飛来か
https://www.kochinews.co.jp/article/204397/
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「幻の鳥」と言われるヤイロチョウが今年も、高知県高岡郡四万十町の山中で子育てに励んでいた。調査対象の巣からは5羽の巣立ちが確認されており、保護活動を行っている生態系トラスト協会(同町大正)は「飛来数は平年より多いのではないか」とみている。(中略)7月下旬、保護協定を結んでいる王子ホールディングス(東京)の森で、コケや枯れ枝を重ねた巣のひなに、親鳥が餌を与える様子を確認。同協会のベテラン調査員が撮影した。

ミーハーな野鳥ファンとして、正直言うとヤイロチョウは一度は見てみたい。
だが、記事の営巣写真を見て、反射的に拒絶反応も自覚した。どうも最近、再び営巣写真に対して敏感になってきている。
一応、ちゃんとしたヤイロチョウの保護団体ではあるようだ。たぶん「同協会のベテラン調査員が撮影した」と明記しているところに配慮が伺える。

あまりに素晴らしい写真だからこそ、鳥亀爺が山を荒らさないか心配になる。先日ネットで、お互いの営巣写真を避難し合う様子を偶然見た。俺はプロだからいいのだ、お前こそブログに営巣写真を載せてるじゃないか、いや、私のはお前のとは違う、私のは学術的に意味があるのだ、といった感じ。といっても、自称プロ、自称学者だから、どこまで本物かわからないけどね。まあ本物のプロだったとしても、別に国家資格ってわけでもないのだから、線引は難しい。テレビとかで、「特別な許可を得て撮影しています」とかあるだろ。あれ、誰の許可なんだろ。誰の許可だったら許されるのかな。もう、いっそのこと、営巣写真は全部禁止!ってしちゃうって手はないかな、なんてときどき考える。巣の近くで三脚立てて張り込みしているカメラ爺さんは即現行犯逮捕だ。そんとき、「おいおい、テレビ局はオッケーでなんで俺はダメなんだよ」って屁理屈こねそうだから、いっそのこと「ダーウィンが来た」でさえもダメだということにする。すると、だんだん世の中の人は、鳥がどうやって繁殖しているのか知らなくなる。興味もなくなる。いや、それはそれでなんか違うな、とか。