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Don't Feed Wild Animals !

新人記者谷岡が行く!<3>  加賀レンコン掘り

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/genba/CK2007091402048766.html
石川県の鳥見人としては、このハス田は絶好のバードウォッチングフィールドなんですが、もちろん農作業のあるときは避けるなどして気を遣っているつもりでも、内心いつも農家の方の邪魔をしているのではないかという罪悪感がつきまといます。首近くまで泥につかりレンコン掘りに精を出す農家の方々の苦労を思うと、鳥見はもちろんのこと、なんだか悪くて加賀レンコンなんか気軽に食えねえよ、という思いさえ湧いてきます。なお、ハス田には鳥が目当てでカメラをかまえる者と、首までつかってレンコン堀りをする人にレンズを向ける人が現れます。本当にすいません。許してください。今シーズンは俺まだ行ってませんから。

中学生向け科学セミナー マウス解剖中止に思う

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070915/CK2007091502048940.html
雅楽多blogKU。科学離れを懸念しての中学生向けのセミナーで、ツボカビ病の影響で昨年までのカエルの解剖をマウスに替えたところ、動物保護系の市民団体からの抗議で中止になったそうな。ま、皆さんいろいろな意見をお持ちでしょうけど、俺は、昔、某大学の生理学教室で働いているとき、中学生を招待してラットのランゲンドルフ灌流摘出心臓を見せたことを思い出した。ランゲンドルフというのは生物科学系の方ならご存じでしょうが、心臓は摘出しても灌流さえしていれば拍動し続けるものなのです。そしてカテコラミンやアトロピンを投与すると心拍数が変化するという基本的な実験を見せて、心臓という臓器はそれ自身が持つ自動能によって運動しているのであり、脳に支配されているのではないということを理解して欲しかった。もちろん、わざわざグロな場面を見せる必要はないと思ったので、摘出は中学生たちが来る前に済ませておいた。ところが、そのとき数人の中学生から「心臓を取り出されたラットは今どこにいるのですか」とか、「この心臓は後でラットに戻すんですよね」というような質問が出て面食らった。この子たちは、市内で一番の進学校の生徒たちで、医師を目指している子も多かった(そうでなけりゃわざわざ俺んとこなんか来ないわな)。今頃はもう大学を卒業しているかな。みんなどのような道に進んだのだろう。

引き取り手未定 立ち往生 金沢ワニ騒動 東署捕獲の2匹

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/genba/CK2007091502049019.html
 
このワニが見つかったニュースを最初に聞いたとき、これが日本固有の野生のワニだったりしたら世紀の大発見だな、などとノンキなことを考えておりましたが、2匹目が見つかったとき、やっぱりそうかも、大発生してたりして、などとさらにアホなこと考えたり、「にわにわにひきわにがいた」じゃあ早口言葉にもなんねえな、などとさらにしょうもないことを考えたりしていましたが、結局予想どおりしょうもない人の仕業ということでホントがっかりです。

警察署では通常、迷子の犬や猫が持ち込まれた場合、数日間保管した後、保健所に引き取ってもらうが、今回のワニは特定危険動物の指定種なだけでなく事件の証拠品でもあるため、手放すに手放せないでいる。捕獲から約一週間。二匹が“占拠”した署の一室は、独特のにおいが立ちこめる。ある署員は「においが染みつきつつある。引き取り先が決まれば、すぐにでも持っていきたい」と本音をもらす。しかし、特定危険動物は飼う前に保健所職員にケージを見せ、移動の際はルートを三日前までに通知する義務があるなど手間がかかり、ペットショップも敬遠しがち。頼みの綱のいしかわ動物園(能美市)は「収容施設がない上、飼育のノウハウもない」と引き取りに難色を示している。

東署の方々の困った顔が目に浮かぶようで、心からお気の毒に思います。本当です。俺から金を巻き上げたくせに、連絡したのに毎晩俺んちの前にくる暴走族をさっぱり捕まえてくれないことなんか、全然恨んでませんから。

実用クモ検定

http://www.ne.jp/asahi/jumpingspider/studycenter/kumoken.htm
1999年という古いサイトですが、最も初級の4級でさえ、「分かるかよ!」っとツッコミたくなるほどの出来栄えで、感動しました。
ちなみに、クモの話になるときはいつもタグを虫にするか動物にするかで迷うんですが、昆虫なら確実にアウトだろうけど、虫で勘弁してください。

天地創造

物理学、いや、科学の最後の謎は、
宇宙、いや、この世はいかにしてできたかということだが、
皮肉なことにそれは永遠に分からず、
結局、神が創ったという結論に行きつく。
逆に、神が創ったという結論が先にあるから、
この世は何かの法則で成り立っているという前提になってしまう。
それが今日までの西洋科学の発展の源でもあるといえよう。