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白山市に珍鳥飛来 フーキェンアオヒタキ?国内初確認の可能性

白山市に珍鳥飛来 フーキェンアオヒタキ?国内初確認の可能性
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20170504401.htm
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白山市若宮八幡宮の境内に、日本には生息していないとみられる野鳥が飛来し、カメラを構えた愛好家が連日、石川県内外から押し寄せている。青やオレンジ色の美しい姿の鳥が、ゴールデンウイーク後半入りした地元を沸かせている。

僕も今まで見たことないのはもちろん、聞いたこともない鳥です。まあ、それはそれで貴重なニュースなんですが、ここで見るべきは全国から押し寄せた"野鳥愛好家の皆さん"とキャプションされた方々です。

野鳥愛好家といっても、いろいろです。たぶん、ここに押し寄せた人たちは、野鳥愛好家というよりもカメラ愛好家であり、その対象となる被写体がたまたま野鳥だった、という言い方もできましょう。普段考えることは野鳥のことよりも、むしろ高価なカメラやレンズ、三脚や雲台、照準器などなど。ただただ珍しい鳥が撮影できて自分のコレクションに加われば満足なのではないでしょうか。

もちろん、こんな聞いたことも無い珍しい鳥を見つけた人がいるわけですから、中には野鳥に関して高い見識をお持ちの方々もいるのは間違いないわけですが、しかし、いったいこの中に、フーキェンアオヒタキ?だかを最初から知っていた人はどれぐらいいらっしゃるのでしょう? なんだか国内初らしいぜって聞きつけてやってきた方が大半なんではないでしょうか? これがいわゆる典型的な鳥亀爺の姿です。

珍鳥「キマユホオジロ」飛来 県内で初確認

珍鳥「キマユホオジロ」飛来 県内で初確認
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/05/2017_14946323339311.html
f:id:sueme:20170608131435j:plain

国内では珍しいホオジロ科の渡り鳥「キマユホオジロ」が徳島県南部に飛来し、日本野鳥の会支部の会員が撮影した。県支部によると、県内で確認されたのは初めて。

僕も(たぶん)見たことないです。一応珍鳥だし、貼っとくかってかんじ。

1日早朝、同じホオジロ科のノジコを観察しようと休耕田で双眼鏡をのぞいていた会員が発見した。確認されたのは2羽で、いずれも雄。2日まで姿が見られたという。県支部は、多くの人が来ると周辺環境に影響があるとして撮影場所を公表していない。

すばらしい(というか当たり前の)対応です。新聞社も以前は飛び去ってしまったのを確認してから記事にしていたものですが、最近はけっこう平気ですぐニュースにするので心配です。といっても、鳥亀爺たちのネットワークは協力ですから、きっと何人かは集まったのでしょうけど。それにしても鳥亀爺たち、見たところガラケーが多いように感じるのですが、どのようにしてあの強固なネットワークを構築しているのでしょう。たぶん、普通にメールなんだろうな。

白いキジの撮影に成功 アルビノか、つがいの姿も

白いキジの撮影に成功 アルビノか、つがいの姿も
https://this.kiji.is/244606335968855548?c=110564226228225532
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0606/kob_170606_6528897697.html
f:id:sueme:20170608092235j:plain

兵庫県◯◯市◯◯、農業◯◯さんが自宅近くで、白いキジの撮影に成功した。専門家によると、遺伝子の突然変異で色素が失われる「アルビノ」の個体とみられる。田中さんは「白いキジに出合うのは初めて」といい、近所でも「珍しい」と話題になっている。

昔は白化個体のニュースも集めていたので(カテゴリーは"")、久々に拾ってみました。無事に繁殖するのでしょうか?

石川県庁で4年連続ひな ハヤブサ 5羽巣立つ

石川県庁で4年連続ひな ハヤブサ 5羽巣立つ
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20170608/CK2017060802000037.html
https://mainichi.jp/articles/20170608/ddl/k17/040/345000c
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石川県庁舎の高層階で4月に生まれた絶滅危惧種ハヤブサのひな5羽が2日までに巣立った。県自然環境課職員が確認し、7日発表した。ひなたちは県庁周辺で生活し、親鳥に餌をもらいながら飛行技術を磨いている。

この件に関しては、昨年ちょっと詳しく書きました(→県庁にハヤブサベビー 先月16日産卵)。誕生ではなく巣立ってから発表することにしたのでしょうか? だとすると、ハヤブサ課(自然環境課)のみなさんの見識にますます感心します。
→2016年 県庁にハヤブサベビー 先月16日産卵
→2014年 県庁のハヤブサ3羽巣立つ 営巣10年で初のふ化

大分市の乙津川にソリハシセイタカシギ飛来

大分市の乙津川にソリハシセイタカシギ飛来
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/03/30/JD0055610478
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大分市の乙津川にシギの仲間、ソリハシセイタカシギが飛来している。日本野鳥の会大分県支部によると、県内では2009年に豊後高田市宇佐市の境を流れる寄藻(よりも)川の河口で確認されて以来で、2例目という。同支部によると、乙津川には24日から姿を見せている。29日も浅瀬をせわしなく歩き回っていた。

ソリハシセイタカシギ好きだけど見たことないよーみたいよ―、って2005年から同じこと繰り返し書いてるなあ。
記事には29日もいたって書いてあって30日の朝刊に載ったらしいけど、普通は見物人が殺到しないように、いなくなってから記事にするもんじゃないのか? まあ、今の鳥亀爺のネットワークはすごいから、新聞記事なんか関係ないんだけどね。

涸沼で国内初確認 カオグロアメリカムシクイ

涸沼で国内初確認 カオグロアメリカムシクイ
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14914010598659
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北米に生息し中南米で越冬する鳥「カオグロアメリカムシクイ」が茨城町の涸沼に飛来した。山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)によると、日本で初確認。珍鳥の姿を撮影しようと野鳥愛好家が全国から集まり、早朝から望遠レンズを構えている。

これはすげえわ。今までも珍鳥○○ムシクイのニュースをいくつか拾ってきたけど、こんな顔黒でしかも目立つムシクイは初めてだわ。

涸沼で確認されたのは1羽とみられる。3月上旬以降、情報が広がり、関東を中心に愛知や大阪からも愛鳥家が集まっている。山階鳥類研究所の平岡考専門員は「鳥を追い回すようなことはしないで」と注意を呼び掛ける。

f:id:sueme:20170410084420j:plain
けっ、なにが愛鳥家だよ、鳥亀爺*1ばっかしじゃん!

*1:鳥の写真さえ撮れれば何をしても構わないカメラじじいの総称

66歳のアホウドリが孵化に成功(1年ぶり30回目以上) 野鳥としては世界最高齢の個体

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1702/20/news106.html
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/022100061/
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ウィズダム」が初めて標識鳥(移動経路などを調べるために標識を付けられている渡り鳥)として記録されたのは、約60年前の1956年。この時点で成熟し繁殖を行っていたことから少なくとも66歳以上と推定され、世界最高齢の野生の鳥として知られているそう。
 2016年末にミッドウェー諸島の巣で卵を産んでいることが確認されており、米国の環境保護団体が2月16日、それが無事にかえったことを発表。他のアホウドリ同様、パートナーとともにエサを与えるなどして子育てを行っているといいます。

すげーな、そんなに長生きすることも知らなかったし、そんなスーパースターのばあちゃんがいることも初めて知ったわ。恐るべしアホウドリ! いや、性格にはウィズダムは「コアホウドリ」な。

珍種「アカウソ」を至近で見よう!! 安中の森林公園に冬鳥26種が飛来

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201702/CK2017022002000172.html
f:id:sueme:20170312221841j:plain

安中市松井田町の小根山森林公園に、珍しいウソの亜種アカウソやミヤマホオジロなどの冬鳥26種が飛来し、大勢の愛鳥家が観察に訪れている。

アカウソってそっちじゃ珍しいんですか? こっちだとウソのうち半分ぐらいアカウソなんじゃないかな。下手すりゃアカウソしか見なかったって日もあります。
普通に近所に来たアカウソ
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コミミズク、渡良瀬遊水地に越冬飛来

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http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170107/2562667

藤岡町渡良瀬遊水地にフクロウ科のコミミズクが越冬のため飛来し、撮影しようと多くの野鳥愛好家らが集まっている。
愛嬌(あいきょう)のある顔のコミミズクを写真に収めようと、関東近郊をはじめ、東海、近畿、時には関西ナンバーの車も見られる。

全国の鳥亀爺さん方、ご苦労様です。群がってますね。

チフチャフ 珍鳥、北関東に飛来か

チフチャフ 珍鳥、北関東に飛来か

http://mainichi.jp/articles/20170105/ddl/k11/040/230000c

◯◯町の会社員、◯◯さん(68)が、埼玉や栃木など4県にまたがる◯◯遊水地周辺で、チフチャフとみられる鳥を写真に収めた。日本では、めったに観察できない珍鳥という。
野鳥の観察を続けている◯◯さんは、インターネット上でチフチャフの飛来を知り、先月29日に撮影に成功した。◯◯さんは「昨年は(幸手市に飛来した)珍鳥のモリムシクイを撮影できてラッキーと思っていたら、同じ仲間のチフチャフにも出会えた」と喜んだ。

みなさん、覚えているかな? このモリムシクイのことを。
http://sueme.hatenablog.com/entry/2016/11/09/224741

幸手の権現堂公園に珍鳥「モリムシクイ」飛来 野鳥ファン殺到

http://www.sankei.com/region/news/161105/rgn1611050031-n1.html

桜堤で知られる幸手市の県営権現堂公園で、ヨーロッパなどに生息し、日本で確認されるのはごくまれな野鳥モリムシクイが姿を見せ、野鳥ファンが連日訪れ望遠レンズを向けている。市秘書室によると、10月30日に所用で同公園を訪れた職員が、公園内でひとだかりを発見。話を聞くと、モリムシクイの撮影に訪れた人たちだった。先月末ごろからインターネットなどで話題になり、週末には100人以上が訪れ、京都府兵庫県、長野県などから高速道路を飛ばして来る人もいるという。

鳥亀爺さんたちは、今日もインターネッツでくまなく情報収集、県境を股にかけて、今日はこの珍鳥、明日はあの珍鳥と群がります。