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Don't Feed Wild Animals !

標識つけたコクガン見つかる

標識つけたコクガン見つかる
https://sanrikushimpo.co.jp/2023/12/28/12145/

気仙沼市階上地区の沿岸で、国天然記念物のコクガンの中に、足環標識などを着けた個体がいるのを市内の野鳥愛好家が見付けた。<中略>「山階鳥類研究所」に問い合わせたところ、2020年に北海道野付湾で同研究所などが標識を装着した個体と判明した。<中略>同研究所は「発見者に情報提供の協力をお願いしているが、装着した個体の数は少ないために発見が難しい。それだけに貴重な情報になる」と感謝する。

コクガンまじまじと見たことなかったので、首輪の標識ついてるのかと思っちゃいました。私としたことが

白いハクセキレイ見つけた!

白いハクセキレイ見つけた!
https://www.tonichi.net/news/index.php?id=105605

一般的なハクセキレイは頭部や胸、背中の部分が黒いが、この鳥は頭部が真っ白で、羽根の先や尾が少し黒いだけ。

ハクセキレイの白化個体は、以前にもニュースになっていた。⇨ハクセキレイの「白化個体」 鹿児島県・天城町総合運動公園で発見 - SuemeSublog
ハクセキレイというぐらいだから、もともと白い鳥なんじゃないの?っとおもうかもしれないが、文中にあるとおり、ハクセキレイは頭部や背中が黒い。ちなみに、セグロセキレイという背中が黒いセキレイもいるが、ハクセキレイも背中が黒いのだから、わかりやすい名前じゃないよな。
やはり、セグロセキレイ 変な鳥!? 正体は白変種 - SuemeSublogで書いたように、ハクセキレイはホホジロセキレイセグロセキレイはホホグロセキレイって名前にしてほしい。

群れからはぐれたもの同士? 珍鳥コンビが飛来

群れからはぐれたもの同士? 珍鳥コンビが飛来
群れからはぐれたもの同士? 珍鳥コンビが飛来(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース

11月30日、鳥取県米子市にある米子水鳥公園に、国内では滅多にみられない2種類の珍鳥が同時に飛来しました。突如現れた珍鳥コンビに、スタッフは目を疑ったそうです。(中略)「ハイイロガン」と「サカツラガン」です。一見地味に見えますが、「ハイイロガン」は1986年以来の37年ぶり、「サカツラガン」は環境省レッドリストにのっている貴重な鳥なんです。

これは素晴らしい。僕もマガンの群れを観察するときなんかは、珍しいガンが混ざってないか一応探すのですが、どちらにもまだ出会えていません。変わり者同士仲良くしようぜ!ってとこでしょうか。

真っ赤な瞳の珍鳥 ミドリカラスモドキが石垣島に飛来

真っ赤な瞳の珍鳥 ミドリカラスモドキが石垣島に飛来 マガンやカリガネも羽休め
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1263859

国内の観察例が少ない珍鳥ミドリカラスモドキ7羽が石垣島に飛来しているのが13日、確認された。(中略)ムクドリ科で全長20センチほど。インドからマレー半島インドネシアの島々など、広い範囲に分布する。真っ赤な瞳が特徴で、成鳥は全身が緑がかった光沢のある黒色。飛来したのは幼鳥とみられ、首から腹にかけて白色で黒い斑点があった。

なんなんだ、この鳥は? この写真では幼鳥ゆえか、よくわからないが、ググってみると確かに成鳥は眼が真っ赤だ。ホシムクドリとかに近いのかな?とも思ったけど、ムクドリSturnus ではなく、カラスモドキ属 Aplonis のようだ。それにしても、鳥にも"モドキ"のつく奴がいるとは……。昆虫や植物だけかと思っていたけど、ツルモドキとかペンギンモドキ(絶滅)なんてのもいるのな。

珍客「キタキチョウ」採集

珍客「キタキチョウ」採集 函館で64年ぶり 東北以南に生息
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/938290/

道内で見つかったのは10例目で、函館市内では64年ぶり2例目。道南では近年、ほかにも道内には定着していないチョウが相次いで見つかっており、温暖化の影響で全体的に生息域が北上している可能性もあるという。

北に住んでそうな名前のくせに、北海道には定着していないのか! こりゃ貴重だ!

セイケイ、石垣初記録 珍鳥、県内2例目か

セイケイ、石垣初記録 珍鳥、県内2例目か
https://www.y-mainichi.co.jp/news/39938

石垣島で初めての記録となるセイケイ(クイナ科)が16日、石垣市内の田んぼで確認された。セイケイは体長約50㌢の大型のクイナの仲間で数亜種がアフリカやヨーロッパ、オーストラリアなどに生息する。今回、発見されたセイケイは、背面が茶色がかった淡い青色などの特徴があった。(中略)これまでに沖縄本島の比屋根で確認されており、県内で2例目、石垣島では初めての記録だとみられる。

うーん、ザ・クイナ科ってかんじ。もうちょっと頑張ればヒクイドリとかになれるんちゃうか?

半年間に2度の遭遇 ハジロクロハラアジサシ

半年間に2度の遭遇 ハジロクロハラアジサシ ハローバード~広島県北の鳥たち
https://www.47news.jp/9879702.html
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/361435

カモメの仲間は漁港や海上で普通に見られ、まれに広島県北にも飛んでくる海鳥です。過去45年間、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、コアジサシ、アジサシ、クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシの8種が記録されています。

クロハラアジサシってけっこう珍しいんですが、似た仲間にハジロクロハラアジサシとハシグロクロハラアジサシがいるんですよ。どれが出てきても珍しいのですが、同定がたいへんです。

白いスズメ、親鳥から餌?

白いスズメ、親鳥から餌? 広島県府中市で撮影
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/355559

広島県府中市高木町の砂川沿いの茂みで、白いスズメとみられる小鳥が目撃されている。日本野鳥の会支部によると、目が赤いことなどから突然変異で色素が欠乏するアルビノの可能性がある。

目も赤いし、完璧なアルビノですね。通説を覆して長生きしてほしいです。
白いスズメ の検索結果 - SuemeSublog

珍客、アカアシカツオドリ

珍客、アカアシカツオドリ 県内初確認 幼鳥、衰弱して死ぬ 太地 /和歌山
https://mainichi.jp/articles/20230831/ddl/k30/040/245000c

太地町立くじらの博物館は、太平洋などの熱帯や亜熱帯に生息し、環境省レッドリスト絶滅危惧種に指定されている希少な海鳥「アカアシカツオドリ」を見つけたと発表した。県内では初めて発見されたとみられる。台風7号の影響で、南方から飛来した可能性があるという。

見出しに「死ぬ」とあるのが気になるが、無料で読めるのはこの辺まで。うーん、気になる。そこで、紀伊民報を訪れる。あった、あった。

和歌山県で初記録 海鳥「アカアシカツオドリ」太地町で見つかる
https://www.agara.co.jp/article/300424

和歌山県太地町立くじらの博物館の自然プールで、県内で初記録となる海鳥アカアシカツオドリが見つかった。衰弱していたため保護して新宮保健所(新宮市)に引き渡したが19日に死んだ。今後、県立自然博物館(海南市)で標本として残す予定。

咄嗟に名前が出てこないぐらいの超珍鳥。南方の島にいるのかもしれないが、本土で目撃されるのは極めて珍しいのではないかな。台風で飛ばされて迷い込み、衰弱してしまった幼鳥、保護されて給餌などの介抱を受けたが、残念ながら手遅れだった模様です。

コウノトリ、なんと石川県で繁殖!

コウノトリひな誕生 津幡、志賀で6羽
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1063234

石川県は9日、津幡町志賀町の2カ所で、国特別天然記念物コウノトリのひな計6羽がふ化したと発表した。国内の野生コウノトリが絶滅した1971(昭和46)年以降、津幡町でのふ化は初めてで、志賀町では2年連続となる。

1980年代の終わりに兵庫県豊岡市などで始まったコウノトリの繁殖と野生への復帰計画、今では全国各地でコウノトリの飛来が観察されるまでになりましたが、20年ほど前、私が仕事で赴任していた石川県でも繁殖しているようで、なおさら感慨深いものがあります。

犀川に珍客コウノトリ 水位低下で飛来
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1162333

能登の水田や河北潟周辺では時々その姿を目にするが、県都の真ん中でお目にかかったのは初めて。個体識別の足環から、2021年4月に兵庫県養父(やぶ)市でふ化した2歳の雄とみられる。

こちらはなんと金沢市の中心に近い犀川で目撃された様子。生まれは兵庫県のようですが金沢市内で目撃されるなど、20年前は考えられなかったことです。

コウノトリ3羽、自宅屋根で休憩 津幡町川尻
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1164010

津幡町川尻で23日、国特別天然記念物コウノトリ3羽が、民家の屋根に等間隔で並ぶ姿が写真に収められた。

津幡町金沢市の隣で通勤圏内です。津幡で繁殖している個体かどうかはわかりませんが、民家の屋根に現れるなんて驚きの光景です。

★コウノトリの郷の楽しみ方 - SuemeSublog
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sueme/20080629/20080629212228.jpg
これは2008年、私がまだ金沢にいるとき、車でわざわざ兵庫県豊岡市までコウノトリを見に行ったときの体験記です。もう15年経ってしまって古い内容ですが、なかなかの大作なので、もしお時間があったら御覧ください。あのときお世話になった、豊岡市の見知らぬ方々のご親切と、コウノトリに対する並々ならぬ愛情を感じたことは、今でも忘れることはありません。